ブックマーク / courrier.jp (5)

  • 女子高生が電車に乗ると必ず痴漢される国・ニッポン? | 被害者からJKビジネスまで取材してみたら

    の、とくに電車内の痴漢の多さは、「女性専用車両」の登場などで海外でも有名になりつつあるようだ。なかでも女子高生など制服を着た少女が主に狙われることは、なおさら奇異に見えるらしい。2017年3月8日の国際女性デーに、中東アジア最大手メディア「アルジャジーラ」がこの問題について多角的に取材し、国際的に注目された記事をお送りする。 小川たまかが初めて痴漢に遭ったのは、10歳のときだ。その日は祝日だった。地下鉄に乗っていると、後ろにいた男がキュロットスカートのベルトに手をかけ、下着ごとキュロットをめくり上げられた。男は露わになったお尻を撫でると、おもむろに下腹部を押しつけてきた。 そのときの衝撃と吐き気はいまも覚えている。家に帰ると、トイレで何度もその部分を洗った。トイレから出てこないことを家族に怪しまれないよう気をつけながら。 次に痴漢に遭ったのは、高校に入学して最初の授業の日、家に帰る電車

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  • わずか5年でAIのすべてを変えたグーグルで起こっていたこと | 集中連載「グーグルのAI開発最前線」第2回

    技術、組織、アイディアという3つの物語 これから紹介するのは、グーグルの研究者と開発者チームが、はじめは1か2だったものを3や4に、そして最終的には数百という数の進歩に転換していった道のりだ。 それは私たちが親しんでいるシリコンバレーによくある話とは異なるもので、さまざまな意味で稀有な物語である。 ガレージのなかで絶え間なく実験ばかりするエンジニアのおかげで1日か2日ですべての物事が完全に変わるだろう、と考えるような人はこの物語には登場しない。テクノロジーがすべての問題を解決してくれると思っている人々も登場しないし、テクノロジーはこの世の終わりにつながると思っている人々も出てこない。 少なくともその言葉がいつも使われている意味でいえば、「混乱」や「分裂」の物語ではないのだ。 これから語られるのは、グーグル翻訳のAI人工知能)への転換における成功のベースになった「技術」「組織」「アイディア

    わずか5年でAIのすべてを変えたグーグルで起こっていたこと | 集中連載「グーグルのAI開発最前線」第2回
  • メリル・ストリープ「役者の唯一の仕事は、自分と異なる人の人生を感じさせること」 | ゴールデン・グローブ賞授与式のスピーチを緊急全訳

    2017年1月8日、第74回ゴールデングローブ賞授与式で、映画界に長年貢献した人物に与えられるセシル・B・デミル賞を受賞したメリル・ストリープのスピーチが話題になっている。 ハリウッドの多様性、次期大統領に対する痛烈な批判、ジャーナリストを守るための支援など、政治的な内容ゆえに賞賛と非難の声があがっている。 いち早くクーリエ・ジャポンがその全訳をお送りしよう。 お座りください。ありがとう、親愛なる皆さん。おゆるしください、先週末、叫んだり嘆いたりして声が出ないんです。それから、この1年の途中で、正気も失ってしまったので、書いてきたものを読ませてください。 「ハリウッド外国人映画記者協会」の皆さん、ありがとう。ヒュー・ローリーが先ほど言ったことを続ければ、ここにいる皆さん、私たち全員はいま、米国社会のなかで最も中傷されている層に属しています。だって、ハリウッド、外国人、記者ですよ。 それにし

    メリル・ストリープ「役者の唯一の仕事は、自分と異なる人の人生を感じさせること」 | ゴールデン・グローブ賞授与式のスピーチを緊急全訳
  • 「私の父はAirbnbに殺された!」急成長サービスの“死角”を被害者の息子が暴く!

    感謝祭の休日が一瞬にして「悪夢」に… 庭のブランコは、とても魅力的だった。 Airbnbのサイトに掲載されていたその写真が決め手となり、私たち家族は2013年の感謝祭の休暇をそのコテージで過ごすことにした。場所はテキサスだった。 まるでだぶだぶのジーンズみたいに無造作に木から吊り下げられたそのブランコは、南部のホスピタリティと楽しい休暇の象徴のような存在だった。 だから、まさか父がそのブランコに乗った途端、ロープが結ばれていた木の幹が折れるなんて想像もしていなかった。落ちてきた幹は父の頭を強打し、脳の機能を一瞬で奪った。 母が悲鳴をあげたとき、私はまだベッドのなかにいた。彼女の声を聞きつけて慌てて庭に出ると、倒れた木のそばで横たわる父が目に入った。 私はひざまずいて、父を抱き起こした。大量の血と落ち葉が、私の青いスウェットシャツを汚した。父の頭は人間のものとは思えないほどグニャリとしていた

    「私の父はAirbnbに殺された!」急成長サービスの“死角”を被害者の息子が暴く!
  • 行動経済学は「運がいい人っているの?」という問いにこう答えた──話題の翻訳書、訳者が語る! 第3回『アリエリー教授の人生相談室』

    「イチ押し」すべき話題の一冊について翻訳者自身が登場してエッセイを寄稿する好評シリーズ、第3回です。 今回の一冊は、「クーリエ・ジャポン」の記事でもおなじみ、デューク大学の行動経済学者ダン・アリエリー教授がおくる『アリエリー教授の人生相談室 行動経済学で解決する100の不合理』。アリエリーの教授を訳すのが今回で3冊目となる翻訳者、櫻井祐子氏が「アリエリー教授の何がすごいか」を教えてくれます。 訳者の心に響いた「とっておきの回答」 『アリエリー教授の人生相談室』は、「ウォールストリート・ジャーナル」紙に2012年から連載されている人気コラムを書籍化したものだ。 行動経済学者のアリエリー教授のところには、もともと読者からいろんな相談が寄せられていた。人の痛みのわかる苦労人で、しかもあの親しみやすいキャラクターときたら、相談したくなるのも当然だろう。 教授はそれに答えるうちに、誰にでも役立ちそう

    行動経済学は「運がいい人っているの?」という問いにこう答えた──話題の翻訳書、訳者が語る! 第3回『アリエリー教授の人生相談室』
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