日本最大のクラウドコミュニティ「JAWS-UG」の生みの親ともいえるアマゾン ウェブ サービス ジャパン(AWSJ)の小島英揮さんが8月末で退職する。最終日の8月31日、目黒のAWSJオフィスに駆けつけ、自走するコミュニティ作りを実践し続けた6年9ヶ月を聞いてきた。 前職の時代から体感してきたベンダーとコミュニティとの距離感 AWSJ(当時はアマゾン データ サービス ジャパン)の一人目の社員として入社した小島さんが、ADSJ主体でJAWS-UGを立ち上げたのは2009年12月にさかのぼる。「コミュニティでAWSをドライブする」というコンセプトを据え、当時の小島さんはmixiのユーザーグループや前職のつてで得た人脈、さらにはAWSの書籍を執筆しているエンジニアなど、さまざまな人を訪ね、JAWS-UGのコンセプトを説明し続けた。 コミュニティ作りで当時から意識していたのは、今でも話題になるユ