txt:照山明 構成:編集部 最大6.5段のボディ内手ぶれ補正が気になる「X-T4」 自他共に認めるGH5ヘビーユーザーの自分だが、富士フイルムのX-T4には思わずグラっと来てしまった。正直に言えば富士フイルムのカメラは以前からかなり気にはなっていたが、今回導火線に火がついたのは、なんといっても最大6.5段のボディ内手ぶれ補正が搭載された部分だ。 それでいて4K60P 10bitがデュアルで内部収録できる。そして以前から気になっていたETERNA含むフィルムシミュレーションも使える。もうこの爆発は回避不能、ということですぐさま編集部に連絡を取り、無理言って発売前に量産機を1台手配してもらった。 結論から言えば、X-T4は間違いなく欲しいカメラだ。使ってみるまでは「GH5からのスイッチに値するか?」という印象だったが、実際使ってみて「スイッチではなく、+1台」という感じであった。そこで今回は