中川財務・金融相は16日午後の衆院財務金融委員会で、主要7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)後の記者会見でもうろうとした状態でかみ合わないやりとりを繰り返した問題について「若干風邪を引いておりまして、風邪薬を普段より多めに飲んだ」と釈明した。飲酒による泥酔との指摘には、中川氏は「飲んだのと、たしなむのは意味が違う。飲んだのを『ごっくん』ということであれば、『ごっくん』はしていない」と飲酒疑惑を否定した。 民主党の中川正春氏らの質問に対する答弁。 財務相は、もうろう会見について「記者会見の場面で風邪薬などの影響が出て、報道で出てしまったことは、誠に反省しているが、会議の目的は十分達した」と釈明した。 この日の質疑で財務相は当初、「13日のG7夕食会合でワインは飲み、風邪薬は少し多めに飲んだ。14日の午後1時50分からアルコールは一切飲んでいない」と説明したが、その後、「(14日の)昼