平成28年度神奈川県公立高校入試の特色検査が実施された。受験、進路などに関する情報を提供するサイト「ReseMom」は、神奈川県内で多数の塾を展開する湘南ゼミナールの協力を得て、2月17日に行われた横浜翠嵐高等学校の特色検査の講評を速報した。 ◆横浜翠嵐高等学校講評(湘南ゼミナール 提供) ・問題の概要:長いリード文にバランスの良い出題、県下最高峰の難度 構成は例年と同じく大問二題。傾向としては昨年度と同様、複数の記述問題、言葉の意味に注目した問題、英語の選択問題、未知のルールを理解する問題など、非常にバランスが良い出題となっている。一問一問が高度な思考力を必要としており、例年通り県下最高レベルの難度といってよい。 課題1:江崎保男氏が著した、人と自然・地域と歴史の関係についての文章が題材。文章自体を読み込む必要のある問題は一問だけだが、その問題は選択肢が英語でかつ文章全体を把握する必要が