QC#66768によると、TBallonHintは任意の位置にバルーンヒントを表示できないっぽい*1ので、代替としてJVCLのTJvBalloonHintを使ってみる。 TJvBalloonHintはTBallonHintをJVCLが拡張したコンポーネントでは無いので、使い方が根本的に違う。あと、現時点での最新版である3.40では、Windows 7でビジュアルスタイルが有効な場合でヒントが表示されないバグがあるので、$(JVCL)\run\JvBalloonHint.pasをSVNリポジトリの最新版と差し替える必要がある。 使い方は単純でツールパレットのJv Non-VisualにあるTJvBalloonHintをフォームに貼り、ActivateHintを呼び出すだけ。ヒントの表示はActivateHintの他にActivateHintPos、ActivateHintRectがあるので、
通常のポップアップヒントでは出来ない強調表示や文字の色変えをHTMLで定義して描画してみる。ただ、ポップアップヒントを表示する目的だけでIEコンポーネントやGeckoを使うのはヘビーなので、JVCLが用意してくれている簡易HTMLレンダリングルーチンを使用。これは、TJvHTLabelやTJvHTButtonなどでも使われている。 まずは、標準のヒントウインドウを継承したサブクラスを定義する。 class THtmlHintWindow : public THintWindow { public: __fastcall THtmlHintWindow(TComponent* AOwner) : THintWindow(AOwner) { } void __fastcall Paint(void); TRect __fastcall CalcHintRect(int MaxWidth, co
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