■■序論 徳丸さんのスライド「いまさら聞けないパスワードの取り扱い方」に見られるように、昨今、ウェブアプリケーションの設計要件として、サーバ内に侵入された場合でもユーザーのパスワードをできるだけ保護すべきという論調が見受けられるようになってきました。 上掲のスライドでは、その手法としてソルトつきハッシュ化を勧めています。しかしながらスライドに書かれているとおり、ソルトつきハッシュには、複雑なパスワードの解読は困難になるものの、単純なパスワードを設定してしまっているユーザーのパスワードについては十分な保護を提供できないという問題があります。そして、多くのユーザーは適切なパスワード運用ができない、というのが悲しい現実です。 ソルトつきハッシュを使った手法でこのような問題が残るのは、ウェブアプリケーションサーバに侵入した攻撃者がユーザーの認証情報をダウンロードして、認証情報をオフライン攻撃するこ
JALの6桁数字パスワード問題から派生して、JALのサイトがパスワードリマインダとして「現在のパスワード」を教えてくれることから、JALサイトではパスワードを平文保存しているのではないかという疑惑が持ち上がっています。それに対して、「いやいや、従来の主流と思われるソルト付きMD5ハッシュでの保存しても、実用的な速度でハッシュ値から元パスワードを『解読』できるよ」と、JALを擁護(?)するエントリが現れました。 パスワード問合せシステムを作る (clojureのreducers) この記事では、最初Clojureによる単純な総当たりで36秒、Clojureのreducersによる並列化で11秒でハッシュ値から元パスワードが求められるよ、と説明されています。まことに痛快な記事ですので、未読の方には一読をお勧めします。 とはいうものの、100万件のMD5の総当たりが、逐次実行で36秒、並列化して
Indy10でMD5ハッシュを生成したくて調べていたのだが、古い情報ばっかりだったのでメモ。 古いのと比べて、TIdHashMessageDigest5のクラスはメソッド名が違ったり、増えたりしているようだ。 とりあえずこれでいけた。(Delphi2009) indy_md5.dpr program indy_md5; {$APPTYPE CONSOLE} uses SysUtils, IdHash, IdHashMessageDigest; function MD5FromString(AString: string): string; var md5: TIdHashMessageDigest5; begin md5 := TIdHashMessageDigest5.Create; try Result := md5.HashStringAsHex(AString); // これだと日
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く