夏休み明けに考えたいセキュリティ強化の話です。 インターネット上にサーバを公開すると、ものの数時間で大量の攻撃を受け始めます。 攻撃を受けていることは、サーバのログを見ると確認できます。 例えばsshサーバに大量の認証失敗ログが残っている場合、それはsshにブルートフォース攻撃を受けている証拠です。 長いパスワードや公開鍵認証、脆弱性のないサーバやWebアプリケーションを使っていればこのような攻撃が成功する可能性はきわめて低いのですが、攻撃のログを見るのは全く気持ちの良いものではありません。 そのような攻撃を手軽に防ぐ方法としてIPブラックリストがあります。 FireHOLプロジェクトで提供されている良質なIPブラックリストを簡単に適用できるDocker imageを作成しましたので、今回はそれを紹介します。 使い方 本Docker imageを使うにはまず、Dockerをインストールして