SSDの寿命が気がかりでEWFに頼っていた2008年。いろいろと耐久テストをした結果、普通に使っても問題ないことがわかったが、TLCはどうなのだろうか。1000回で壊れるとか言われると急に不安になる。予備領域を多めに確保しているのと、64GBのような低容量モデルが存在しないのが、その不安を256%に増幅させる。本当に大丈夫なのだろうか。 そういうわけで実際に壊して確かめてみよう。使用するのはSamsung SSD 840 Seriesの120GBだ(TLC)。
「NANDフラッシュを利用した製品には寿命がある」という記述はあちこちで見かけますが、具体的に"寿命"とは何なのかという点についての詳しい説明は少ないのが現状です。…というより、今まで不勉強で僕がよく分かってなかったので、最近調べた内容について記しておきます。 SSDはどうなったら使えなくなる? SSDの寿命が尽きた状態とは、SSD内の予備領域が払底した状態を指します。 SSDをはじめとしたNANDフラッシュを利用するストレージには、必ず「予備領域」が設けられています。後述するように、SSDやUSBメモリなどのコントローラは、ビットエラーが多数発生したセクタを含むブロックを"不良ブロック"とみなし"無効化"します。このとき、OSから認識されるストレージの容量が減ってしまうと困ったことになります。そこで、コントローラは、予備領域からブロックを補填することで、額面の容量が減らないようにしていま
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