5月 2日付けですが、Selectors Level 4 の Working Draft (草案) が更新されました。 Selectors Level 4 自体は 2011年 9月 29日の Selectors Level 3 仕様の勧告とあわせて最初の Working Draft が公開されていますが、そこから今回で 2回目の更新となります。 Selectors Level 4 W3C Working Draft 2 May 2013 Working Draft 内の、「Selectors Overview」 に Selectors Level 4 を含めた、セレクタの一覧がありますので、下記に引用しつつ簡単に日本語での解説も付け加えておきましたが、Selectors Level 4 ではセレクタがより一層便利になっていますので、早いところブラウザ側で実装されるといいですね。 ちなみに、
CSS Color Module Level 4で定義されているrgba()のAlphaの値の仕様が追加変更となるようです。これまでAlphaの値の指定は、0から1の値の指定でしたが、それに加え0%から100%のパーセンテージの指定が可能となるようです。 <alpha-value> = <number> | <percentage> <alpha-value>の仕様が追加変更となっているので、valueが<alpha-value>となっているopacityプロパティも該当するのではと思うのですが、仕様書見る限りでは、「Initial:1」「Computed Value:The specified value, clamped to the range [0,1]」でopacityプロパティのところでパーセンテージがでてこないので、該当しないかもしれません。 パーセンテージ指定できるようにな
CSS4から、image-set()が追加されました。この関数を使うと異なる解像度の画像を複数指定することができます。image-set()は、CSS Image Values and Replaced Content Module Level 4で定義されています。 使いどころ ここ近年、Retinaディスプレイなど高device-pixel-ratioのスクリーンを持つデバイスがリリースされています。恐らく、今後もこの波は止むことはないでしょう。 こういった場合、Web制作者にとって、扱いに困るのが「画像」です。画像の解像度を低くすればファイルサイズが下げれますが、高devicePixleRatioのスクリーンのデバイスで見ると画像がぼやけた感じで表示されます。かといって解像度を上げればファイルサイズが大きくなり、画像のロードに時間がかかるなど回線が遅いモバイル端末などでは、ロードのた
CSS4では、:matches()という擬似クラスが追加されます。:matches()を使うことによって、グループされたセレクタの記述を簡素化することができます。 :matches()は、同機能としてFirefoxに導入されていた:-moz-any()という独自拡張のセレクタが元になっています。その後、WebKitにも:-webkit-any()として導入され、Chrome、Safariでも同機能を使うことができます。 :matches()の詳細な説明は、Selectors Level 4の4.2. The Matches-Any Pseudo-class: :matches()を訳しましたので、ご参考ください。 仕様書から いずれかにマッチする疑似クラス:matches()は、引数としてselector listをとる関数表記の疑似クラスです。:matches()疑似クラスは、引数内の表
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