中国・北京の映画館に張られているディズニー映画『ムーラン』のポスター(2020年9月11日撮影)。(c)GREG BAKER / AFP 【9月12日 AFP】イスラム教徒に対する人権侵害が指摘されている中国の新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)で撮影されていたことが明らかになり、世界的に批判を集めているディズニー(Disney)の実写版映画『ムーラン(Mulan)』が11日、中国で劇場公開された。国内の評価も振るわず、厳しい出だしとなった中、中国外務省は同作を擁護するコメントを発表した。 中国の伝説的な女性兵士の民話を題材にした『ムーラン』は、2億ドル(約210億円)を投じて製作されたが、昨年、主演女優の劉亦菲(リウ・イーフェイ、Liu Yifei)が香港警察による民主派デモ取り締まりを支持する発言をしたことで、公開前から反発を招いてい