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ブックマーク / www.cyzo.com (25)

  • 創作期間25年の写真集『羯諦』写真家・山中学が焼き付ける「生と死の境界線」

    ホームレス、朽ちかけた動物の死体、老婆や身体障害者のヌード、そして、生まれる事がなかった水子たち……。直視することもはばかられるような物たちを、被写体として収めた写真集『羯諦(ぎゃあてい)』(ポット出版)が出版された。 数件の業者から印刷を拒否されたというこの写真集。そこに描かれているのは、25年にも及ぶ製作期間の中で生まれた、仏教に根ざした深い死生観による作品たちだ。果たして、どのような思いを持ちながらこの作品は製作されたのだろうか? 写真家・山中学さんに話を聞いた。 ──山中さんの写真は仏教観に影響されているということですが、幼い頃から仏教に深く関わっていたんでしょうか。 「どこのお寺に属していたっていうことはないですね。キリストもアラーもいなかった。ただ、たまたま家の周りにお寺があって、そこで行事があったり、葬式も家で執り行なっていたのを見ていたし、死っていうのが身近にあったんです」

    創作期間25年の写真集『羯諦』写真家・山中学が焼き付ける「生と死の境界線」
  • 「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(後編)

    ■前編はこちら ──作りたいものを作って受け入れてもらえた、数少ない成功例のうちのひとつなのではないですか。 竜騎士 たしかに、ゴハンをべていこうと思うシナリオライターの人たちに、好きなものを作れとは助言しづらい。私がいまこうして取材を受けているのも運がよかったからで、決して文才があったからではないのだと、肝に銘じています。好きなものを思い切り書いているから売れているんだと、寝ぼけたことを言うつもりはありません。しかし人に喜んでもらおうと思うと、どうしても顔色を窺った、おっかなびっくりな書き方になってしまう。書いていることそのものが楽しくないと宿らない「すごみ」を得るために、私はこれからも自分が書いていて楽しいものを書くでしょう。自分がその物語の最初の体験者である、と感じでもしなければ、何十万文字も何百万文字も書いていられません(笑)。書くことが楽しいという原点は忘れないようにしたいと思

    「制作会社に採用されなくてよかった」原作者・竜騎士07の挫折と下克上(後編)
    betelgeuse
    betelgeuse 2009/11/01
    ひぐらしのなく頃に作者インタビュー後編
  • 社説まで間違えた!? 大誤報連発の毎日新聞は大丈夫か

    近年、経営危機も叫ばれている毎日新聞社。お金 がないことと、誤報連発に関係性がないとは、言え ないような……。 19日、元厚生事務次官宅が相次いで襲撃された事件について、ネット上の百科事典「Wikipedia」に犯行を示唆する”予告”書き込みがあったとする誤報を伝え、「おわび」を掲載した毎日新聞。UTC(協定世界時)で表示されている「Wikipedia」の編集時刻を日時間と勘違いし、事件後の書き込みを「事件前」だと思い込んでしまうという、あまりにも初歩的なミスにはネット上でも批判と失笑の声が渦巻いている。 実は最近、毎日新聞によるこうした誤報が相次いでいるのだ。 先日来、毎日新聞の英文サイトのコラム「WaiWai」が、いわゆる「変態ニュース」を無断掲載していて、社会問題になったことはご存じの通り。 「32社の新聞や出版社の記事を勝手に引用していたことも明らかになり、今年6月にようやく閉鎖

    社説まで間違えた!? 大誤報連発の毎日新聞は大丈夫か
  • 『男女』ヒットはニコ動のおかげ!? EMIが語る新しい販促のカタチ

    「違うわ! よく聞け! こうやって並べ! 男女男女男女 男女男女男女……♪」 ネットユーザーなら、1度は耳にしたことのある方も多いであろうこの曲が、今またブームの兆しを見せている。アーティスト名は「太郎」、曲名は『男女』。修学旅行や合コンでの男女の並び方を、掛け合い調で指示するコミカルな詞とテクノ調のサウンドで、一度聴くと妙に耳に残り、思わずサビが口をついてしまう非常にキャッチーな曲だ。この曲をつくった太郎は、名も素顔も謎に包まれたアーティストだが、その人気に最初に火がついたのは、YouTubeなどの動画共有サイトだった。 ことの始まりは、2006年に太郎がオーディションで披露した同曲を、耳聡いネットユーザーが聞きつけ、曲に合わせた動画を作って投稿したこと。その後、ヒヨコの雄雌を分ける映像を組み合わせた動画や、トイレの男女マークを交互に並べる動画などが作られ、『男女』は盛り上がってゆ

    『男女』ヒットはニコ動のおかげ!? EMIが語る新しい販促のカタチ
    betelgeuse
    betelgeuse 2008/04/15
    http://www.nicovideo.jp/watch/sm1989010 最初の動画でVOCALOIDキャラを利用して一定の人気が得られた、線画かつ枚数が少なくて真似/キャラ差し替えしやすかった、振り付けが存在して踊りに使えたという幸運な例。
  • 読売新聞がジャーナリストを“言いがかり”で言論封殺(前編)

    調査報道の活動に対して、報じられる側から圧力や嫌がらせを受けるケースは、決して珍しくはない。ところが、事もあろうに大手報道機関が、ジャーナリストに対して妨害工作を起こすという、信じがたい事態が発生した。日最大の発行部数を誇る読売新聞社が、フリージャーナリストの黒薮哲哉氏に対し、著作権法の強引な解釈と司法制度を用いて、その言論活動を制限させようとするかのような行為を仕掛けてきたのである。 黒薮氏は、以前から新聞業界に関するさまざまな問題点について、独自に取材を続けてきた。たとえば、そのひとつに「押し紙」問題がある。「押し紙」というのは、簡単に言えば新聞社社が発行部数と売り上げの増加を意図して、各販売店に対して新聞を割り増しして押しつけるものである。つまり、新聞社体が利益確保のために、末端の販売店に「無理やり買わせている」という性質のものと考えればよい。 こうした「押し紙」をはじめとして

    読売新聞がジャーナリストを“言いがかり”で言論封殺(前編)
    betelgeuse
    betelgeuse 2008/04/12
    月課金のモデルとして携帯電話に敗北した新聞社の、最後の砦である数字操作の現状