ペニシリンの一種であるメチシリンなど、複数の抗生物質に対する薬物耐性を持つ多剤耐性菌が「メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)」です。健康な人には害のない細菌ですが、感染すると細菌を倒すための薬が効かなくなるという恐るべき細菌で、抗生物質を多用する病院などで多く見られます。そんなMRSAがなんと1000年前のまだ抗生物質が発見されていなかった時代の治療法で殺菌可能であることが発覚しました。 1,000-year-old onion and garlic eye remedy kills MRSA - BBC News http://www.bbc.com/news/uk-england-nottinghamshire-32117815 1000年前、アングロサクソン人が眼感染症の治療法として用いていた方法が、多剤耐性菌であるMRSAを殺菌するのに適切であることが判明しています。1000年
トランプは何回どう切れば最速でよく混ざるのか? この解はもう25年前に出てるんです。最悪の切り方も。みなさまの切り方は、さて? 25年前にその解に辿り着いたスタンフォード大学パーシ・ディアコニス教授の解説ビデオと一緒に見てまいりましょう。 リッフル - Riffle Shuffle 最速で一番よく混ざるシャッフルがこれ。ふたつの山にわけてパタパタパタ~ってやるリッフルで、マジックナンバーは7回です(詳しくは京大の講義を)。 オーバーハンド - Overhand Shuffle 逆に最遅なのがこれ。リッフルなら7回で済むところ、これだと10,000回かかるんです。インドの人は上から下に切ったりしますけど、「おんなじことだ」と教授。 シュムーシング - Smooshing ポーカー選手権、モンテカルロでよくやるシャッフル。机にバラけて混ぜ混ぜする原始的方法ながらに1分執念で続ければ教授のテスト
あのドレスはなぜ色が変わる? ついに科学で判明2015.03.05 18:0024,083 satomi 白金と青黒で意見が真っ二つだった例の糞忌々しいドレス。実物は青黒とわかってからも、写真では未だに白金に見える派と青黒に見える派で真っ二つで、ついには「見てる目の前で色が変わる」症状を訴える人まで出ているようなので、一応、視覚の専門家の所見を補足しておきますね。 フォトショップ解析 Deadspinが行なったフォトショップ解析では、写真のドレスの色は青黒茶(大訂正!)とわかっています。が、面白いことに、色を反転させると…。 This is the dress on the left and inverted on the right #whiteandgoldpic.twitter.com/ZSAIntJotH — Professor Chris (@DesignedByTitan) F
「電子レンジとチョコレートで光速を計測する実験」ってのをやってみたんですが、よく考えたらデマっぽいのでセルフ再検証です。理論そのものが間違ってるわけじゃないので、やりかた次第では成立するはず。 先日ご紹介した「家庭の電子レンジで光速を測定する実験」ですけど、よく考えたら間違ってました、ごめんなさい。 正確にいうと、「論拠にした理屈は合ってるけど、検証方法が条件を満たさない」です。 これ世界的に有名な実験なので、もしかしたら紹介してる人ほぼ全員トンチキかもしれない。(白目) ∧_∧ ( ´∀`){ フーン ( ) │ │ │ (__)_) どこが間違っていたのか 電子レンジが作る加熱むらは定常波である、というのがこの実験での定説です。しかし実際に現れた加熱むらを見て、前提が間違いではないかと思い始めました。 【via Wikipedia “standing wave”(PD)】 加熱
チョコレートを電子レンジで加熱すると定常波の波長により光速が求まる!…という定番の科学実験を検証してみました。※巻末に重要な追記があります 光速c(m/s) = 波長λ × 周波数Hz 光の速さは電磁波の波長と周波数によって求められます。 アルマン・フィゾーは光の干渉によって光速を肉眼で体感できるレベルに落とし込みましたが、150年後に生きる我々には電子レンジという強力な武器があります。そう、電磁波と言えば電子レンジですね!(違) …ということで電子レンジを使って光速を計測する定番実験を検証します。 ちなみに本実験はターンテーブルつきのレンジだと成立しません。今回はターンテーブルがないタイプのレンジを使いましたが、回転皿つきの機種をお使いの場合は説明書の注意に従って取り外して下さい。
(CNN) DNAの二重らせん構造の発見者でノーベル賞を受賞した研究者のジェームズ・ワトソン氏(85)が、受賞式で贈られた金メダルをオークションに出品することが26日までに分かった。存命の受賞者のメダルが売りに出されるのは初めて。 オークションはクリスティーズの主催で12月4日に米ニューヨークで開かれる。ノーベル賞メダルの落札予想価格は最高で350万ドル(約4億円)。 ワトソン氏は1950年代に英ケンブリッジ大学でDNA構造の研究に取り組み、1962年にフランシス・クリック、モーリス・ウィルキンスの両氏とともにノーベル生理学・医学賞を受賞した。オークションにはワトソン氏が受賞式で行った演説や講演の原稿も出品される。 クリスティーズは同氏の功績について、「ニュートンやダーウィン、アインシュタインに匹敵する。知の追求が人類の歴史を塗り替える発見に結び付いた」と解説する。 オークションで得た収益
By Daniela Vladimirova フィクション作品では、捕まえたスパイや工作員に自白剤を使って情報を吐かせるというシーンが出てきますが、実際、自白剤を投与された人間は真実をペラペラと口にするのでしょうか。クスリの効果を、BBCでマイケル・モーズリー氏が体を張って検証しています。 BBC News - Can a drug make you tell the truth? http://www.bbc.co.uk/news/magazine-24371140 実際に自白剤を投与している様子は以下のムービーで確認できます。 Michael Mosley takes the 'truth drug' thiopental - Pain, Pus and Poison - BBC Four - YouTube 映画やドラマなどで使われる自白剤は、作品中で成分が明かされることはありません
「これほど月の大きさを実感できる画像は見たことがなかった…」感心されていた1枚 地球から見上げる月の大きさは指先くらいに見えますが、実際は直径にして約3500kmあります。 ……と、数字で言われてもピンと来ませんよね。 月のサイズがとてもよく実感できるという画像がありましたので、ご紹介します。 色がついているところは……? おお、なんとアメリカ! ちょうどすっぽり入る感じで、なるほどこういう風に比較されると、月のサイズがわかりやすいですね。 ちなみに月のスケールは地球のおよそ4分の1だそうです。 この合成に感心した人々が、海外掲示板にいろいろコメントを残していました。 ●これはクールだ。今まで月のサイズがここまでわかるものは見たことがなかったよ。 ●これは月までの距離だ。 ●ほかの惑星を地球と月の間に入れたらこんな風にフィット。 You Can Fit All of the Planets
暗い部屋の片隅に体育座りし、大音量のヘッドホンで思春期の悩みや社会へのいらだちを歌った曲を延々と聴き続ける……というのは、ちょっと「病んでる」若者の姿として連想しやすいステレオタイプかもしれません。10代の若者を対象に行われたテレビ・音楽・ゲーム・雑誌・本などの各種メディアに触れる時間と鬱病(うつ病)罹患(りかん)率との関係を探る調査で、実際に音楽を聴くことに割く時間が長い若者は、鬱である割合が高いことが明らかになりました。 一方、常に本を手放さない「本の虫」というと中学や高校では「孤独癖がある」「暗い」といったマイナスイメージを持たれがちな要素かもしれませんが、読書時間を多くとる若者は鬱である割合が低いという少し意外とも言える調査結果も出ています。 Teens Who Choose Music Over Books Are More Likely to Be Depressed, Pri
生まれつき左手がない少年が、スポンサーロゴを背負うという条件を提示して、最先端技術を駆使した高額な義手を手に入れることに成功しました。 F1 fan receives bionic hand from Mercedes team - Telegraph The teenager with a Mercedes hand: Car firm grants £35,000 wish for disabled boy | Mail Online Matthew Jamesさん(14)は生まれながらに左腕が手首までしかなく、長らく義手をつけて生活していましたが、さらに高機能な義手を手に入れるためにある行動に出ました。自分が応援しているF1チームのMercedes GP PETRONASのリーダーであるロス・ブラウン氏に、「高機能な義手を手に入れるために、3万5000ポンドを援助してもらいたい」とい
「ありえない」半永久エンジン、NASAの研究で動く2014.08.04 12:3040,625 福田ミホ 半永久的に動く衛星も可能に? 従来のエンジンとまったく違う原理で動くEmDriveとそれを考案したRoger Shawyer氏は、今まであらゆる物理学者から異端扱いされてきました。EmDrive(上画像)は古典的な力学に逆らう仕組みであり、成立不可能だと思われていたのです。でもNASAの実験で、EmDriveと類似の考え方に基づく量子真空プラズマスラスタから推進力が得られたことが発表されました。 Shawyer氏が提唱したエンジンは非常に軽くシンプルで、その推進力は「マイクロ波を密閉容器内で反射させること」によって得られます。マイクロ波は電気から生まれるので、太陽発電でも動かせます。推進剤は不要で、つまりこのエンジンはハードウェアが壊れない限り永遠に動き続けられるんです。これが本当なら
完全な球ではありませんが、地球は丸い形をしています。今となっては、地球は丸いということは常識です。 その常識を一回捨て、「もしも地球が『立方体』だったら?」という案を元に、専門家の学術的な議論を参考にしながら制作された映像があります。それが「Cubic Earth もしも地球が立方体だったら」という映像です。 地球が立方体になると、今の地球と比べてどれほど環境が変わってしまうのか? 果たして人類は生存できるのか? そういったことが分かる動画なので、宇宙や科学を考える上で面白いシミュレーションになっています。 映像の製作は、公益財団法人 日本科学協会 によるものです。 動画は前編(15分)、後編(17分46秒)に分かれいて、YouTubeで公開されています。 前編 四角い地球との遭遇 立方体地球……。まず、見た目がすごいですね……。 形が変わるだけでも、地球の環境が激変してしまうことが、前編
え、触っても触った感じがないってこと? このたび発明されたナノ・マテリアル。この薄い層からなるポリマー(柔構造)の物質は、その下に何を置こうが触感を一切感じないようにすることができます。この写真を見てもおわかりのように、鉄の筒が吸い込まれているように見えますよね。そこに触感はないんです。 なぜ、このようなことが? カールスルーエ科学研究所の科学者たちによると、このミクロメートルの次元まで完璧な結晶構造は針ようなものの集まりで構成されています。それは完璧に機能し、下に置かれたものをなんでも吸い込んじゃうんです。 このメタ・マテリアル構造は鉄の筒を完全に隠してしまうほどです。指で触れても触感がありません。 触感がなくなるだけでなく、実際に計測器でも、この触感をはかることができないといいます。このプロジェクトのリーダーであるTiemo Bückmannによると「アンデルセン童話の『エンドウ豆の上
腕などで透けて見える人間の静脈は実は灰色で、青色に見えるのは錯視──立命館大の北岡明佳教授(知覚心理学)がこんな事実を明らかにした。「『青筋をたてて怒る』は、正確には『灰筋を立てて怒る』になりますね」とのこと。 色彩の心理学では、周囲の色との対比によって異なる色に錯覚して見える現象(「色相対比」など)が知られている。北岡教授は、灰色と肌色が混在した絵をネットで見ている際、灰色が青色に見えることに気付き、「人間の静脈も同じ原理で青色に見えているのでは」と検証を試みた。 腕と脚を写真に撮り、画像処理ソフトで検証したところ、静脈の部分はRGBの数値上は黄色がかった灰色の値を示した。人間の静脈は、周囲の肌の色と静脈の部分の灰色の色の対比により、「目の錯覚や脳での信号の処理が複合的に生じ、青色と認識してしまう」のだという。 画像にモノクロ処理を加えると、灰色の静脈だけをくっきりと浮かびあがらせること
エアバッグもないしね…。 地球の動きが止まったらどうなるかなーって、考えたこと有りますか? 地球って1日1回転してるってことはそれだけでも結構なスピードで動いてて、車なら時速1,000マイル(約1,600km)出してたのが急ブレーキ踏むような感じです。間違いなく即死ですね。 でも怖いのはそれだけじゃないってことを、下の動画が説明してくれてます。 ポイントをまとめるとこうです。 人間は肉と骨のかたまりとして、ものすごいスピードで吹っ飛んで行きます。速度は緯度によって違ってて、赤道に近ければ秒速465m、サンフランシスコあたりなら秒速368mくらいです。 地球は北極・南極を軸に自転しているので、極に近いところにいる人は吹き飛ばずに数秒は生きられるかもしれません。ただしラッキーなのは最初だけです。 飛行機に乗ってる人も数秒間は生きのびられる可能性があります。 ただし直後に巨大な嵐が起こって、結局
ある研究によると、男性が女性の裸を見るのは単に好き嫌いの問題ではないということはわかったそうだ。実験の結果、男性が女性の裸にいち早く反応できるのは、脳が他の視覚情報より女性の裸の視覚情報をより速く処理できるためだということが判明した。 この研究はフィンランドのUniversity of TampereとAalto Universityの共同で行われたものだ。 実験では男女の被験者に男女それぞれの着衣状態、水着、全裸写真を見せ脳波を測ったところ、大脳が最も速く反応したのが裸体、次に水着、そして着衣の順であった。裸体と着衣では反応に0.2秒もの差があったそうだ。 中でも男性が女性の裸の写真を見たときの反応が最も顕著だったとのことである。なお、女性被験者は男女どちらの裸の写真を見ても反応に大差はなかったという。 実験の結果から男性が女性の裸に素早く注目できるのは天性のもであるということがわかった
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