日本では大丈夫なのでしょうか? iPhoneだったらJailbreak(脱獄)、Androidならばroot(権限)の取得によって、通常では行なえない動作まで可能になってしまうわけですが、それを街中の銀行ATMでやってしまったらどうなっちゃうのでしょう……。 なななんと、いまヨーロッパやロシアで問題になっているのは、ATMをroot化してしまい、中にどれだけ現金が入っているのかをチェックして、好きなだけ自由に引き出せるようにするハッカー集団による犯罪の横行だそうですよ! いざroot権限を取得してしまえば、PINコードの入力のみで、簡単にATMからダイレクトにお金をガッサガサと吐き出させることができてしまうんだとか。 従来のスキミングなどの手法とは異なり、だれかの口座から現金を勝手に引き出そうとするのではなく、そのままATMの中身ごとゆすり取る新手の同手口は、どこまで被害が拡大していくのか
インターネットバンキングで自分の口座にログインすると、場合によっては、自動的に他の口座に不正送金される新型ウイルスが今年5月以降、国内の2万台以上のパソコンで検出されたことが、わかった。実際に一部の銀行では預金の不正送金が確認され、IT業界は注意を呼びかけている。 情報セキュリティー大手のトレンドマイクロ(東京)が、同社のウイルス対策ソフトを利用するパソコンで検出した結果をまとめた。国内では5月に初めて新型ウイルスを確認、8月末までに計2万641台のパソコンから検出された。 ネットバンキングは、ネットで送金などの取引ができる銀行のサービス。従来の主なウイルスは、銀行の偽サイトを表示し、利用者が入力したIDやパスワードを盗み取るだけだった。そのため、大手行などはログインのたびにパスワードを変える「ワンタイムパスワード」を導入していた。 だが、新型ウイルスは、利用者が正規のサイトに入り、IDや
クレジットカードやキャッシュカード等の暗証番号を、簡単にしかも気付かれずに盗みとれる方法が紹介され、海外で話題となっているようです。 その方法は、YouTuberのMark Rober氏によって動画(上)で公開され、わずか3日ほどで再生回数が200万回を超えるほど注目されています。 Rober氏はまず、実際に暗証番号を盗む「デモ」を行っています。 下のシーンは、よくあるドラッグストアのレジで、被害者役の女性(中央)がカードを使い、暗証番号を入力して支払いを済ませているところ。 犯罪者役のRober氏は、少し離れた場所でレジの順番を待っています。 支払を済ませた女性が立ち去ったあとのシーン。 Rober氏はiPhoneを片手に音楽を聴きながら自分の会計を済ませます。 一見すると何も怪しい様子はありませんが、この時点で既に、先ほどの女性の暗証番号を入手することに成功しています。 では、一体どう
ある日突然、友人のアカウントから「高額額面のプリペイドカード(※iTunesカードなど)をコンビニで何枚か買ってもらえませんか。お金は後で払います」というメッセージが来るが、実はそのアカウントは別人による乗っ取り。素直にプリペイドカードを買い、相手の指示通りにカードの情報を教えると、まんまとお金をだまし取られてしまうという寸法だ。日本語がやや怪しげであることもあり、犯人は中国系の人たちではないかという情報も、最近ネット上で流れている。 このなりすましアカウントからのメッセージが、中国事情に詳しいノンフィクション作家の安田峰俊さんの元にもやってきた。中国語が堪能、かつ元中国ブロガーでこの手のB級ニュースが大好きな安田さん。「ついに俺の所にも来てくれた」と喜び勇んで、乗っ取り犯と会話を試みることにした。 ■オッス、LINE乗っ取り犯からメッセ来た。オラ、すげえワクワクしてんぞ オッス、LINE
Twitterでつぶやいたことが反響があったので、言いたいことをまとめていく。 結論から先に書くとベネッセの個人情報流出問題を人々は「東電やオリンパスのような企業体質が起こした事件」と捉えているが、「飲食産業の過労死、深夜バス業界の事故ような産業構造の無理から生じた事件」と捉えるのが正しい。 ベネッセだから起きたのではなく、下請けやアルバイト/派遣の賃金に合わない大事な仕事をさせれば、どの企業でもリスクが伴う話だ。 そして、これからも事件は起こる。 今回はそういう話。 まずは簡単にあらすじから説明するのがめんどくさいので、図解します。 出典・ベネッセの情報漏えいをまとめてみた。 – piyolog 画像が見られない人のためにざっくりと言えば、「ベネッセの顧客情報を扱う孫請け企業に勤務する派遣社員がほぼ1年で1000万の顧客情報を持ちだして、うち760万ほどを名簿屋に流していた」という問題が
米ウエストバージニア州の男性が、解雇されることの腹いせとして勤めていた石油ガス企業EnerVest社のサーバーを工場出荷時の設定に初期化したという。その結果、この男性は同企業に対して100万ドル以上の損害を与えたとして禁固4年の刑が言い渡されたとのこと(ITWorld、slashdot)。 2012年の6月に会社から解雇されることを知ったRicky Joe Mitchell被告は、会社に復讐するためにサーバーを初期化したうえ、冷却装置を無効にし、データレプリケーションプロセスも停止させたそうだ。これによりEnerVest社は30日間に渡ってコミュニケーションや業務に支障をきたし、データの復旧に多大なコストがかかってしまったとしている。しかも、復旧できない情報も一部あったとのこと。 裁判では禁固10年が求刑されていたが、最終的には4年の禁固刑、42.8万ドルの損害賠償、10万ドルの罰金を科せ
Macで女性の裸を盗撮…修理時にスパイウェアを入れていた男を逮捕 誰もがパソコンを使う時代になると、それを悪用した犯罪というものも増えてくるようです。 アメリカ・ロサンゼルスで、Macの修理時に遠隔操作するソフトを仕込み、女性の裸を盗撮していた男が捕まりました。 トレバー・ハーウェル(20歳)は、家庭で利用するApple社のMacの修理サービスを請け負うRezitech社に務めていました。 ハーウェルは客のコンピューターにスパイウェアのようなアプリをインストールし、遠隔操作で写真を撮れるようにしていたと言います。 さらに顧客が疑わないように、偽のシステムメッセージを表示させることによって、Macをバスルームの近くに持って行くように誘導する念の入れようでした。 メッセージは、「そろそろコンピューターのインターナル・センサーを掃除してください。どうして良いかわからない場合は、ノートを蒸気のよく
北海道内で昨年、インターネットサイトを利用して児童買春や淫行などの被害に遭った18歳未満の少女のうち、約9割がスマートフォンの「無料通話アプリ」などの「交流サイト」を使っていたことが18日、道警への取材でわかった。 スマホの普及に伴い、未成年者のネット利用環境が多様化していることから、道教育委員会は道内の中高生を対象にしたネット利用の実態調査に初めて乗り出した。 空知地方の中学2年の女子生徒(14)は昨年10月、無料通話アプリを通じて見ず知らずの札幌市の会社員の男(26)と知り合った。女子生徒は男と数回やり取りした後、札幌市内で遊ぶことを約束。男は宿泊先に困っていた女子生徒を自宅に招き、寝場所を提供することを条件に淫らな行為をしたという。後日、道警は男を道青少年健全育成条例違反(淫行)容疑で逮捕した。 道警少年課によると、昨年1年間にインターネットを介して買春や淫行などの被害に遭った
【須藤龍也】反原発や脱原発を訴える全国の市民団体に9月中旬から11月上旬にかけて大量のメールが一斉に送りつけられ、朝日新聞が調べたところ少なくとも33団体に253万通以上届いたことがわかった。専用のプログラムを使って操作された可能性が高く、特定の市民団体を狙った日本初のサイバー攻撃とみられる。 脱原発弁護団全国連絡会の共同代表で、市民団体の代理人の海渡雄一弁護士は、活動を妨害したとして、威力業務妨害容疑で刑事告訴を検討していることを取材に明らかにした。 サイバー攻撃が確認されたのは、首都圏反原発連合(東京)など反原発・脱原発を訴える32の市民団体と「女たちの戦争と平和資料館」(東京)の計33団体。 攻撃は9月18~19日に一斉に始まり、30日までの13日間で計210万通以上のメールが送りつけられた。「反原発教徒を皆殺しにしなければ世界平和はやってこない」といった文言が書かれたメールもあった
PC遠隔操作事件の「真犯人」は、落合洋司弁護士らに送った「告白メール」、「自殺予告メール」、そして今年元日に送られた「謹賀新年メール」、それに猫の写真を添付した「延長戦メール」の4通のメールの他に、長文のメッセージ(以下「ラストメッセージ」と呼ぶ)を作成している。それは「謹賀新年メール」で添付されたパズルを解くと「先着1名様限定」で入手できる、と書かれていたものだ。そこには、それまで寄せられていた質問に答える形で、犯行についての説明や心境などが綴られている。 「真犯人」は、この「ラストメッセージ」を社会に向けた最後の発信とする、としていた。ところが、警察が元日に雲取山でUSBメモリーを発見できなかったため、1月5日に「延長戦メール」を送信。同日中に、江ノ島の猫に取り付けられた首輪から、SDカードが発見・押収された。なので、時系列で言うと、「ラストメッセージ」は「延長戦メール」より前に書かれ
共同、朝日記者を起訴猶予へ=取材で不正アクセス容疑―PC遠隔操作事件・東京地検 時事通信 7月10日(水)2時32分配信 遠隔操作ウイルス事件で、「真犯人」を名乗る人物が使ったフリーメールのサーバーに不正アクセスしたとして書類送検された共同通信社と朝日新聞社の記者計5人について、東京地検は9日、近く起訴猶予処分とする方針を固めた。 関係者によると、5人は任意の事情聴取に対し、いずれもアクセスしたことを認めている。取材目的だったことから、地検は悪質性が低いと判断したとみられる。 5人は昨年10〜11月、遠隔操作事件で使われたメールアドレスのサーバーに他人が設定したパスワードなどを勝手に入力して接続したとして、不正アクセス禁止法違反容疑で先月、書類送検された。
楽天は、「koboイーブックストア」のオープン当初の電子書籍数について、景品表示法上不適切な部分があったとして、消費者庁から行政指導を受けたと発表した。 楽天は10月26日、子会社のカナダKoboが運営する「koboイーブックストア」のオープン当初の電子書籍数について、景品表示法上不適切な部分があったとして、消費者庁から行政指導を受けたと発表した。 7月19日のオープン当初、電子書籍端末「kobo Touch」のパンフレットなどに、koboイーブックストアの日本語のコンテンツは「約3万冊」と表記していたが、実際は1万9164冊だった。同社は「今回の指導を真摯に受け止めるとともに、ご迷惑をおかけしたお客様、関係者の皆様にお詫び申し上げます」と謝罪している。 koboイーブックストアの現在のコンテンツ数は約6万5000冊、うちWikipediaのコンテンツが約500点という。 koboは端末発
パソコン内に作成した「仮想マシン」と呼ばれる仮想コンピューターを利用し、児童ポルノをファイル共有ソフトで不特定多数が閲覧できるように所持したとして、京都府警は13日、児童買春・ポルノ禁止法違反(公然陳列目的所持)の疑いで、横浜市南区永田東2のIT関連会社社員小沢正幸容疑者(35)を逮捕した。 府警少年課によると、仮想マシンは、パスワード設定が可能で、すべてのフォルダが画像データとして保存されるため、パソコンを調べても問題のファイルを見つけにくい。 小沢容疑者は仮想マシンの中でファイル共有ソフト「シェア」を使用し、不特定多数の閲覧を可能とした。小沢容疑者のパソコンからは児童ポルノ画像ファイル18個を含む約1万個のわいせつ画像などが入ったファイルが見つかった。 逮捕容疑は2月26日、自宅のパソコンに少女のわいせつな画像ファイル3個をファイル共有ソフトで不特定多数が閲覧できるように所持した
農林水産省で発覚した内部文書流出疑惑。サイバー攻撃によって日本の機密が丸裸にされていた恐れがあるが、農水省は攻撃を察知して約1年たった今も、攻撃を受けた事実を公表していない。国家中枢へのサイバースパイが横行する中で、日本では対応を各省庁の判断に委ね、国として一元的に情報を管理する体制にはほど遠い。関係者は「あまりに無防備」と危機感を募らせる。〈本文記事1面〉 野田首相「A案(APEC首脳会議時に参加表明)か、遅くともB案(2012年早々に参加表明)で行くしかないな」 古川国家戦略相「先送りしても仕方ない。11月に参加表明するしかない。鹿野農水大臣には自分から話をする」――。 流出の疑いがもたれる内部文書の一つだ。11年11月のアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議を前に、10月4日午前11時から、当時の野田首相らに農水省幹部が面会した際のやり取りとみられる。環太平洋経済連携協定(TP
遠隔操作ウイルスに感染したパソコン(PC)から犯行予告・脅迫のメールや書き込みが繰り返されていた事件は、警察当局に逮捕された4人が冤罪だったことが明らかとなり、TBSなどに犯行声明メールを送った「真犯人」の追跡に捜査の重点は移った。犯行声明で言及のあった13件の犯行予告・脅迫は警察当局によってすべてが裏付けられたが、謎は多い。文面からは、年配者の印象を受ける一方で、ウイルス作成の手口には若者特有の傾向が垣間見えるなど、相反する犯人像も浮かぶ。 犯行声明によると、「真犯人」が仕掛けた最初の犯行予告は6月29日。ネット掲示板に、横浜市のホームページに小学校への無差別殺人予告のメールを送りつけるように細工したアドレスを貼り付け、男子大学生(19)に閲覧させた。 大学生は7月1日に神奈川県警に威力業務妨害容疑で逮捕され、2日にテレビなどで報道された。声明では犯行の手口と予告文を具体的に記した後、「
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く