SFテイスト満載のロボットアニメでありながら、「仕事もの」かつ「船団もの」として作られたという『翠星のガルガンティア』。監督の村田和也氏にその意図を詳しく伺った。 (C)オケアノス/「翠星のガルガンティア」製作委員会 後編はこちら テクノロジーが発達した世界で敵殲滅のために戦っていた少年兵士レドが、水の惑星・ガルガンティアに不時着した。そこは船同士を繋げて暮らしている“未開の地”。この地で生きていくために、レドは初めて戦闘以外の行動を求められ、船団の中で「働く」ことになる――。 本作品は、人工知能ロボットを初めとする緻密なSF設定と、海や自然とともに生きる土着的な人々の描写という両極が同居している。村田和也監督は、今作のロボットアニメを手がけるにあたり、プロデューサーチームが掲げた「仕事もの」というテーマと自身が暖めていた「船団都市」というテーマを中核に据えたという。 工業デザイナーとして
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