食品廃棄物は先進諸国において大きな問題となっている。例えば日本に関していえば、年間の食品廃棄量は、食料消費全体の2割にあたる約1,800万トン。このうち、売れ残りや期限切れの食品、食べ残しなど、本来食べられたはずの、いわゆる「食品ロス」は500万トン~800万トンとされているそうだ。これは、我が国におけるコメの年間収穫量(平成24年約850万トン)に匹敵し、世界中で飢餓に苦しむ人々に向けた世界の食料援助量(平成23年で年間約390万トン)を大きく上回る量であり、日本人1人当たりに換算すると、”おにぎり約1~2個分”が毎日捨てられている計算となる。 アメリカでも食べ物を無駄に「食品ロス」は問題視されている。そんな中、1人の環境活動家か、食品廃棄物だけを食べ1か月間生活することを試みた。 この男性はロブ・グリーンフィールドさん。6月2日に、現金2000ドル(約21万円)だけを手に自転車で大陸横