[SQEXOC 2012]アジャイル的な手法を取り入れつつ,計画性も同じように大切――「ゲーム開発プロジェクトマネジメント講座 2012」レポート 副編集長:TAITAI 2012年11月23日および24日に行われた「スクウェア・エニックス オープンカンファレンス 2012」。そのなかで,本イベントの発起人であり,スクウェア・エニックス CTO 兼 テクノロジー推進部 コーポレートエグゼクティブの橋本善久氏による「ゲーム開発プロジェクトマネジメント講座 2012」と題した講演が行われた。 橋本氏は,同社が開発中の新世代ゲームエンジン「Luminous Studio」プロジェクトの中心人物であり,テクノロジー推進部という数十人もの部署を取りまとめている人物でもある。そのほか,「ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア」のテクニカルディレクターを務めるなど,さまざまなプロジェクトを担当し,
CEDEC事前インタビュー:アジャイルで大規模開発? スクラムを使ったゲーム開発の可能性とは 編集部:aueki ゲームリパブリック技術部部長 田中宏幸氏 コンピュータというものが世に現れて以降,プログラム開発は常に重要な課題だった。現状のコンピュータの祖となるEDSACが登場して60年あまり,パソコンが登場して35年あまり,ゲーム機だとファミコンが登場して27年,その間に数多くのハードウェアが登場してきたものの,より重要だったのはどんなソフトウェアが動くかであったといえるだろう。産業としては,まだ数十年の歴史しか持たない分野ではあるが,ソフトウェア開発で方法論の蓄積は進んでおり,いかに効率を上げていくかという学問が「ソフトウェア工学」として成立している。 そのなかの一つに「アジャイル開発」と総称されるものがある。 「アジャイル」は「AGILE=俊敏な」,という意味。RPGのパラメータで「
[SQEXOC]プロジェクトを失敗させないためには? スクウェア・エニックスで実施されているプロジェクト管理術公開 編集部:aueki スクウェア・エニックスCTO 橋本善久氏 10月8日,東京・新宿で開催された「スクウェア・エニックス オープンカンファレンス2011」で,同社CTO/テクノロジー推進部担当コーポレートエグゼクティブ 兼 ジェネラルマネージャー/新世代ゲームエンジンLuminous Studio プロデューサー 兼 テクニカルディレクター/リアルタイムテクノロジーデモPhilosophy プロデューサー 兼 総合ディレクター/FINAL FANTASY XIV テクニカルディレクター橋本善久氏によって「ゲーム開発プロジェクトマネジメント講座」と題した講演が行われた。 肩書きからも分かるように橋本氏は,さまざまなプロジェクトを担当している。そんな氏により,スクェア・エニックス
[CEDEC 2012]「ドラゴンクエストX」における開発進捗管理法とは? セッション「大規模開発のプロジェクト管理 〜ドラゴンクエストXにおけるマネージメント事例〜」レポート ライター:大陸新秩序 2012年8月20日から22日にかけて,神奈川県内のパシフィコ横浜にてCEDEC 2012が開催されている。本稿では,開催初日に行われたセッションから「大規模開発のプロジェクト管理 〜ドラゴンクエストXにおけるマネージメント事例〜」の模様をレポートしよう。 「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン」公式サイト スクウェア・エニックス 開発部 ドラゴンクエストX デザインセクションマネージャー 荒木竜馬氏 本セッションの講師を務めたのは,スクウェア・エニックス 開発部 ドラゴンクエストX デザインセクションマネージャー 荒木竜馬氏だ。荒木氏は,「ドラゴンクエスト」シリーズや「FINA
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