3月2日から4日間、今年もスペイン・バルセロナで「Mobile World Congress 2015」が開催された。話題はいろいろあれど、今回は2013年のMWCで一斉に登場した4つのモバイルOS――Mozilla「Firefox OS」、Canonical「Ubuntu」、Jolla「Sailfish OS」、Tizen Association「Tizen」――について見てみたい。2年が経過し、それぞれの方向性が少しずつ見えてきたようだ。 あれから2年、ついに4勢力から商用端末が揃った! 2013年のMWCで、Mozilla、Ubuntu、Jolla、Tizenの4勢力がスマートフォン市場参入計画を発表してから3年。今年はやっと全ブースに商用端末が登場した。すべて、世界のどこかで販売されているスマートフォンだ。 だがスマホ市場に目をやると、AndroidとiOSを合わせたシェアは増える
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