Microsoft Flowは、フローチャートを作成するようなビジュアルな設定画面を用いて、インターネット上のさまざまなサービスを簡単に連係させていくことができるツールです。 簡単な例では、Office 365のOutlookに自分宛のメールが来たら、電話サービスのTwillioで特定の電話番号にテキストメッセージを送る、といった設定ができます。もちろん3つでも4つでも多数のサービスの連係を続けて設定可能。
AmazonがAWS単体の収益を初めて発表。2015年1月~3月で売上が約1850億円、利益は300億円超 Amazon.comは、これまで開示してこなかった「Amazon Web Services」単体での売り上げと利益を、4月23日付けで発表した2015年第1四半期決算資料の中で初めて明らかにしました。 2015年1月から3月のAWSの売り上げは15億6600万ドル、利益が2億6500万ドル。日本円にして売り上げが約1848億円、利益が約313億円(1ドル118円相当で計算)。売り上げを2014年の同四半期と比較すると約50%の成長率。 ジェフ・ベゾスCEOは「Amazon Web Servicesは50億ドルのビジネスであり、急成長中だ。実際にそれは加速している」(Amazon Web Services is a $5 billion business and still growi
Node.jsの開発などで知られるJoyentが、Dockerに最適化したクラウドサービス「Triton Elastic Container-Native Infrastructure」(以下Triton)を発表しました。 TritonはDockerコンテナのデプロイにフォーカスして開発されたクラウドサービスで、仮想マシン上ではなくベアメタル上にコンテナを展開することにより、高い性能やセキュリティを提供するのが最大の特長です。 OpenSolarisをベースにしたOSで提供 同社のクラウドは、OpenSolarisをベースにJoyentが開発した「Smart OS」を用いており、今回のTritonもそのSmartOS上でDockerが提供されることになります。これについてJoyentは下記のように、より良いDockerを作る目的ではなく、SmartOSを活用したいのだと説明しています。 同
コンピュータエンジニアのコミュニティとして最も有名なWebサイトの1つ「Stack Overflow」は、今年に入って日本語版スタッフを募集するなど、日本語版開設の準備を進めていました。 その「日本語版Stack Overflow」のプライベートベータが本日、スタートしたことが明らかになりました。ただしプライベートベータのため、まだ招待メールを受け取らないと参加できません。 Stack Exchange日本担当のJoshua 'jmac' Macielさんに、メールでコメントをいただきました(ちなみにMacielの読みはご本人が「メシエル」と記述されていました)。 ──── 日本語版スタッフはJoshua Macielさんお一人なのでしょうか。日本にお住まいですか? Macielさん もちろん開発者の支援もいただいていますが、日本語がわかる社員は弊職だけです。日本に住み始めてから12年目に
Googleがクラウドベンダとして、AmazonクラウドやMicrosoft Azureと本気で競合しようとしていることは、3月末に開催したイベント「Google Cloud Platform Live」で積極的な価格競争を仕掛けてきたことで鮮明になりました。 そのGoogleは、次の一手としてアジア太平洋地域に同社のデータセンターを設置したことを、ブログにポストした記事「Google Cloud Platform expands to Asia Pacific」で明らかにしました。 Now, more developers in Asia Pacific can experience the speed and scale of Google’s infrastructure with the expansion of support for Cloud Platform. Today
Dockerは同社が3月に発表したオープンソースの仮想化ソフトウェア。ハイパーバイザを用いる従来の仮想化ソフトウェアとは異なり、Linux OS上にコンテナと呼ばれるアプリケーションごとに隔離した空間を提供することで仮想マシンを実現します。 すでに稼働しているOS上にコンテナを立ち上げるため、迅速かつ軽量にコンテナが起動できる点や、物理マシン1台に付きOSの実行イメージが1つで済むためメモリやCPUの利用効率が高い点などが利点です。 コンテナ型の仮想化技術は最近急速に注目されており、Dockerはその中でもっともよく知られたソフトウェアの1つ。 Dockerのブログにポストされた記事「DOTCLOUD, INC. IS BECOMING DOCKER, INC.」によると、同社は引き続きdotCloudのサービスを継続するものの、Dockerのビジネスにフォーカスしていくと説明しています。
Amazonクラウド、国内初の技術者認定試験を6月5日開催。AWS Summit Tokyo 2013の会場で 先月発表されたAmazonクラウドのグローバルな技術社認定試験。国内で初めての技術社認定試験が6月5日、6日に品川のグランドプリンスホテル高輪で開催されるイベント「AWS Summit Tokyo 2013」の会場で開催されることが発表されました。 この試験に合格すると、国内で初めてのAWS認定エンジニアを名乗ることができるようになります。 合格のために要求される知識は? 今回行われるのは「AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイトレベル」。これはAWSプラットフォーム上での分散システムやアプリケーションを設計するスキルを持つ技術者を認定する試験で、レベルは下から「アソシエイトレベル」「プロフェッショナル レベル」「マスター レベル」と3種類ある中のいちばん初級のレベル
Facebook、Twitter、PayPal、LinkedInのMySQL担当者は、MySQLをどう使い、何を課題だと考えているか~MySQL Connect 2013 Facebook、Twitter、PayPal、LinkedInのMySQL担当エンジニアが集まり、それぞれの社内のMySQL利用状況、課題、これから期待する新機能などを語ったパネルディスカッションが、9月21日から23日までサンフランシスコで開催されたMySQLのイベント「MySQL Connect」の3番目の基調講演として行われました。 世界でもっともヘビーなMySQLユーザーといえる4社は、MySQLについてどのようなことを考えているのか、基調講演の内容をダイジェストで紹介しましょう。 Current MySQL Usage Models and Future Developments ──── まずはそれぞれの所
Amazonクラウドは3月2日23時、日本でのデータセンター「東京リージョン」の開設を発表しました。東京リージョンはすでに稼働を開始しており、現時点で利用可能になっています。 東京リージョンの利用価格はLinux/UNIXのスモールインスタンスで1時間あたり0.10ドル。ラージインスタンスで1時間あたり0.40ドルなど。今後数カ月の間に、決済に日本円を選択できるよう準備中とのこと。 Publickeyはすでに利用を開始している一部のパートナーの発言を聞く機会があり、「東京リージョンを試したところレイテンシは数ミリセカンドと、国内のほかのデータセンターと全く変わらない」と、国内データセンターならではのレスポンスを確認する発言を聞けました。 日本円での課金は数カ月以内、日本語でのテクニカルサポート開始 東京リージョンでもAmazonクラウドの主な機能はほとんど利用可能。ただしHadoopの機能
オフラインWebアプリを実現するDropboxの新API「Datastore API」。Dropboxは実質的にBaaS市場へ参入した Webアプリケーションをオフラインの状態でも利用できるようにするには、オフラインのときに保存したデータを、ネットワークと接続したときにサーバと同期してくれるAPIが必要です。 しかし、データ同期のプログラムを作るのは非常に面倒です。データの差分だけを取り出して同期するアルゴリズムをどうするか、同期の途中でネットワークが切れたらどうするのか、同期待ちのデータが複数のデバイスに分散されていたら、どれを同期後に上書きするのか、などを解決しなければなりません。 Dropboxが発表した新API「Datastore API」は、オフラインに対応し、データを自動的に同期してくれる機能を備えています。オフラインWebアプリケーション普及のための道具が揃いつつあるのです。
ザッカーバーグ氏の「HTML5に賭けたのは失敗」発言には続きがある。長期的にはHTML5への期待も語る これまでFacebookはiOS向けのアプリをHTML5ベースで開発していましたが、起動が遅い、反応が重いなど不評でした。そこで方針を転換。8月にリリースされた新バージョンは性能を重視してネイティブアプリケーションとして開発されました。 ザッカーバーグ氏はこの、HTML5で開発するという方針を指して「HTML5に賭けたのは失敗」と発言したわけです。 ザッカーバーグ氏の発言のここだけを見れば、FacebookはこれからHTML5を捨ててネイティブアプリへ注力するように受け取れます。しかしザッカーバーグ氏のこの発言には続きがあります。そこまで聞くことで、本当は何を言いたかったのかがはっきりしてきます。 彼の発言を、TechCrunchで公開されているビデオから追ってみましょう(ビデオはこの記
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く