このページは高校物理を履修しなかったり、大学数学の基礎知識をまだ学んでいない人が主な対象です。 インターネット上で手軽に得られて分かりやすい教材を紹介します。 まずは、物理学実験から題材を選びましたが、 ここで取り上げてもらいたいモノがありましたら、 iphe-butsuri(at)edu.kobe-u.ac.jp ( atを@に変換)までメール下さい。 レポートの書き方 質問として最も多い題材だと思います。 北里大学・野島高彦先生という方が化学実験を担当されていて非常に分かりやすいページを用意されています。 実験レポートの書き方(1)実験レポートって何でしょう? http://takahikonojima.hatenablog.jp/entry/2013/06/01/010000 実験レポートの書き方(2)それぞれの項目には何を書くのか? http://takahikonojima.ha
要旨 理化学研究所(理研)理論科学連携研究推進グループ分野横断型計算科学連携研究チームの横倉祐貴基礎科学特別研究員と京都大学大学院理学研究科物理学宇宙物理学専攻の佐々真一教授の共同研究チームは、物質を構成する粒子の“乱雑さ”を決める時間の対称性[1]を発見しました。 乱雑さは、「エントロピー[2]」と呼ばれる量によって表わされます。エントロピーはマクロな物質の性質をつかさどる量として19世紀中頃に見い出され、その後、さまざまな分野に広がりました。20世紀初頭には、物理学者のボルツマン、ギブス、アインシュタインらの理論を踏まえて「多数のミクロな粒子を含んだ断熱容器の体積が非常にゆっくり変化する場合、乱雑さは一定に保たれ、エントロピーは変化しない」という性質が議論されました。同じ頃、数学者のネーターによって「対称性がある場合、時間変化のもとで一定に保たれる量(保存量)が存在する」という定理が証
How to draw a Black Hole Geodesic raytracing in curved spacetime It's now clear I'm on a Black Hole binge (I can stop when I want, by the way). They're endlessly fascinating. My recent interest was in particular focused on simulating visualizations of the Schwarzschild geometry. I was preoccupied by the problem of generating a decent accurate representation of how the curvature of such a spacetime
量子の非局所性の厳密検証に成功――新方式の量子コンピュータにも道:アインシュタイン提唱の「物理学の100年論争」が決着!(1/3 ページ) 東京大学 教授の古澤明氏らの研究チームは2015年3月、約100年前にアインシュタインが提唱した「量子(光子)の非局所性」を世界で初めて厳密に検証したと発表した。検証に用いた技術は、「新方式の超高速量子暗号や超高効率量子コンピュータへの応用が可能」(古澤氏)とする。 東京大学 教授の古澤明氏らの研究チームは2015年3月24日、約100年前にアインシュタインが提唱した「量子(光子)の非局所性」を世界で初めて厳密に検証したと発表した。検証に用いた技術は、「新方式の超高速量子暗号や超高効率量子コンピュータへの応用が可能」(古澤氏)とする。なお、この研究成果は、英国の科学雑誌「Nature Communications」(2015年3月24日[現地時間]オン
「電子レンジとチョコレートで光速を計測する実験」ってのをやってみたんですが、よく考えたらデマっぽいのでセルフ再検証です。理論そのものが間違ってるわけじゃないので、やりかた次第では成立するはず。 先日ご紹介した「家庭の電子レンジで光速を測定する実験」ですけど、よく考えたら間違ってました、ごめんなさい。 正確にいうと、「論拠にした理屈は合ってるけど、検証方法が条件を満たさない」です。 これ世界的に有名な実験なので、もしかしたら紹介してる人ほぼ全員トンチキかもしれない。(白目) ∧_∧ ( ´∀`){ フーン ( ) │ │ │ (__)_) どこが間違っていたのか 電子レンジが作る加熱むらは定常波である、というのがこの実験での定説です。しかし実際に現れた加熱むらを見て、前提が間違いではないかと思い始めました。 【via Wikipedia “standing wave”(PD)】 加熱
素粒子ニュートリノの巨大な検出器、ハイパーカミオカンデが2025年の実験開始を目標に動き始めた。その国際共同研究グループの旗揚げとなる結成記念シンポジウムが1月31日、千葉県柏市で開かれた。この計画は、日本で培われてきたニュートリノ実験技術を基に、現在のスーパーカミオカンデを20倍も上回る100万トンの巨大水槽の検出器を新たに建設し、「素粒子の統一理論」や「物質の起源と進化の謎」に挑戦する。野心的な試みである。 シンポジウムには、13カ国の代表者からなる国際代表者委員会や国際運営委員会を含むハイパーカミオカンデ国際共同研究グループのメンバー約250人のうち、約110人が参加した。東京大学宇宙線研究所(柏市)と高エネルギー加速器研究機構素粒子原子核研究所(茨城県つくば市)は、ハイパーカミオカンデ計画の具体化に向けて協力協定を結び、双方の所長による調印式も行った。 東京大学宇宙線研究所は、岐阜
日本の物理学者がついに動いた! コーヒーの表面を覆う白い膜の謎2015.01.29 13:007,118 いつも何気に見てる淹れたてのコーヒーの表面でぐるぐる動く白いモヤモヤ…あれ何? コーヒーの表面に張り付いたかのような、うーっすら浮かぶ白い膜に気がついたことありますか? エスプレッソの泡でも湯気でもない不思議にぐるぐるしてる白いあれ。気になっていたのはあなただけじゃないですよ! もっと気になって仕方なかった日本の物理学者たちがついに動き出しました。 この白いミステリーはさかのぼること1920年代。お茶やお湯の上に浮かんでいるとの記述がその頃すでに残されていたようです。おそらく微水滴なんではないかと思われますが、今までその謎解きはされないままでした。 そこで京都大学の研究者チームは、カメラを熱いお湯の水面に向けて設置し、お湯の温度が上がる時になにが起こるかを撮影しました。すると! 直径1
中学2年生です。電子の向きと電流の向きが逆というのを最近習いました。 理由が電子が発見される前に電流の向きを決めてしまったからだというのも習いました。 でもそれだと、どっちかが間違いになりませんか? 電流が電子の流れなら、電流は-から+に流れるのが本当は正しいのではないのですか? 電流が+から-に流れるという考えが広まっていてとりかえしがつかなかったのは分かりますが、でも間違いであるとわかったのなら、新しく習う人にはその新しい方を教えるべきなのではないのですか? 回答待ってます。
岐阜大の仲沢和馬教授(実験物理学)と日本原子力研究開発機構(茨城県)などのグループは、恒星の最終形態である中性子星に含まれていると推定されている素粒子「グザイ」の性質を解明した。中性子星にグザイが存在することをほぼ確定する成果で、宇宙創生の秘密に迫る一歩として注目される。 結果は、日本物理学会などがインターネットで発表する学術論文誌に近く掲載される。 中性子星は、寿命が尽きた恒星が爆発した後に残る星。大きさは太陽の100万分の1程度だが、質量は約2倍と極めて密度が高い。このため、素粒子のうち陽子や中性子より重い「ラムダ」「シグマ」「グザイ」のいずれかが存在すると考えられた。 仲沢教授は2001年、通常は陽子と中性子でできている原子核に、ラムダを結合した超原子核を作製。陽子、中性子とラムダが結び付くことが分かり、中性子星に存在する可能性が高まった。シグマは原子核と反発する関係と判明し、残るグ
悠久の時を超えた宇宙での話ですけどね……。 ブラックホールを1つ発見するだけでもビッグニュースになると思うんですが、このほど天文学者たちは、互いにわずか1光年しか離れていない距離に2つの超巨大なブラックホールが接近しているとの発見を明らかにしました! このままいったら、ブラックホール同士の衝突は、ほぼ確実視されるとの計算まで出されているんだとか。 もしも本当に、この2個の巨大ブラックホールがぶつかり合ったなら、1億個の超新星爆発に匹敵する莫大なエネルギーが放出され、一気に取り巻く銀河は破壊滅亡に至るとの見通しも発表されています。一方で、天文学的にはこのペアになったブラックホールから発される重力波の検出に成功すれば、時間の進み方が他とは異なるブラックホールや宇宙の謎の解明へとつながるのでは?と、そんな期待も高まっているようです。 なお、そんな恐るべき衝突が太陽系の近くで起きたりしようものなら
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高校で学んだ物理 力と運動・熱力学 運動の法則 ニュートンの運動の法則 慣性系 力の絶対単位 力の働き方に関する注意 運動方程式を立てる場合に必要な力の分類 摩擦力 力のつりあいの条件 運動方程式 運動方程式を立てる 慣性力 遠心力 フックの法則 バネ定数の合成 変位・速度・加速度 変位 速度 加速度 等加速度直線運動 公式集 落下に関する場合 空気の抵抗 等加速度曲線運動 水平に投げ出された運動 斜めに投げ上げた運動 円運動 等速円運動の基礎公式 万有引力 ケプラーの法則 単振動(その1) 公式集みたいなもの 単振動(その2) バネがつるされてる場合や支え上げられている場合 一端を固定して,もう一方に力が働いている場合 運動量・衝突(その1) 運動量,力積 運動量保存則 はねかえり係数 完全弾性衝突と完全非弾性衝突 運動量・衝突(その2) 重心の速度ベクトル --> 位置ベクトル -->
ポイント メタマテリアルを用いて真空の屈折率1.0より低い屈折率0.35を実現 3次元構造により光の入射軸方向に対して完全な等方性を実現 透明化技術や高速光通信、高性能レンズなどに応用できる可能性 要旨 理化学研究所(理研、野依良治理事長)は、真空の屈折率[1]1.0よりも低い屈折率0.35を実現した三次元メタマテリアル[2]の作製に成功しました。これは、理研田中メタマテリアル研究室の田中拓男准主任研究員と国立台湾大学の蔡定平(ツァイ・ディンピン)教授(当時台湾ITRC所長を兼務)らの国際共同研究グループによる成果です。 メタマテリアルは、光を含む電磁波に応答するマイクロ〜ナノメートルスケールの共振器アンテナ素子[3]を大量に集積化した人工物質で、共振器アンテナ素子をうまく設計することで、物質の光学特性を人工的に操作できるという特性を持っています。これまで報告されているメタマテリアルのほと
先週の月曜日、8月5日に株価の4451円の暴落が起きた。その前に8月2日にも2216円の下落となっているので、合計するとすさまじい値下がりだ。これを日銀の利上げや植田総裁の発言のせいだと非難する人たちもいるし、単なる短期的な調整と見る投資関係者もいる。現在の株価がいわゆる「バブル」でこれからも暴落を続けるのだろうか。それとも、そんなことはなく、再び安定したり上昇軌道に戻るのだろうか。もちろん、ぼくにはどっちだか判断がつかない。つくはずがない。(確実な判断がつくぐらいなら、こんなブログを書く暇に、株を買うか空売りするかしてるがな。笑)。判断はつかないが、もしも現在が「バブル」であるなら、それはとても重要な問題なのだ。そんなわけで今回は、経済学者の立場から「資産バブルの問題」について解説したいと思う。 その前に、宣伝をひとつ。 今年は宇沢弘文先生の没後10年にあたり、記念のシンポジウムが企画さ
6月16日(土)に多摩六都科学館にて一般向けの企画を行います。 「巨大加速器LHCで探る宇宙−Phantom of the Universe」 プラネタリウム用に作られたムービーはパソコンの上で見るのと違い、大迫力です。 定員は120名です。申し込みは https://www.tamarokuto.or.jp/event/index.html?c=event&info=1701&day=2018-06-16 からです。興味のある方は是非! 今年の13TeV陽子・陽子衝突は本日で終了しました。 最終的には4.0fb-1ほどのデータをATLASでは取得できました。(LHC deliveredは4.3fb-1) あとは5TeV runとHeavy ion runをやって今年はおしまいです。 現在、これらのデータを用いて冬の国際会議に向けた解析を進めています。 予定通り、CERN時間の午前中に13
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