第11回公開に差し支えのある問題を無くそう(3)効率的な作業のための原則的テクニック 松下健次郎 2008-11-10

どんなところに使える? HBaseやCassandraはどちらもRDBMSで扱いきれないような大規模なデータの扱いに力を発揮します。強力なスケーラビリティも備えているため、データが増えても処理速度はそれほど低下しません。また、列指向データベースの強みを活かして、大量のデータを更新するようなバッチ処理のストレージとして利用しても有用でしょう。 具体的な利用シーン 大規模なデータをスケーラブルに処理する必要がある場合 大量データをバッチ処理する際のストレージとしての利用 HBaseのインストール 本稿では、実際にHBaseを使ってみましょう[1]。 まずは1台のサーバ上で環境を整えます。わかりにくかもしれないので、以下の手順を参考にしてください。JDK6およびHadoopのインストールが必要です。 プロンプト1 HBaseのインストール&起動の手順 # http://java.sun.com
■ リーダブルコード入門 プログラム経験のある方が、リーダブルコード(※1)を書くために必要な考え方を学ぶ事ができます。 今回は、名著「リーダブルコード」の解説者である須藤先生と一緒に「3章 誤解されない名前」を読みながら、よい名前のつけ方について学びます。 ■ 対象者 プログラミング経験者で、リーダブルコードを書きたい方 変数や関数の命名に自信が持てない方 自分のコードを他の人にとっても読みやすいコードにしたい方 ■ 関数や変数で『誤解されない名前』を付けられるようになろう プログラミングを行うと、変数や関数に名前付けする機会が沢山あります。 でも名前のつけ方って、まわりの人に聞いてもなかなか明確な答えを教えてもらえませんよね? 「うーん、自分も難しいなぁと思っているんだよねぇ」 「ケースバイケースだからなぁ」 「今回はA案の方がいいかなぁ」 でも、ベースとなる考えを持っていれば、よい名
Unityは無料のPersonal版と有料のPlus版とPro版、Enterprise版がある。詳細については下記のURLを参照してほしい。 https://store.unity.com/ja なお本連載では、無料のPersonal版を使用するが、Unity 4では、Professional版でしか使えなかった機能が、5.4では無料のPersonal版で全て使用可能となっている。 アセットストアで素材を入手 アセットストアを展開しており、キャラクターモデル、プロップ、マテリアル、テクスチャ、背景ペイントツール、ゲーム制作ツール、オーディオエフェクト、音楽、ビジュアルプログラミングソリューション、スクリプト、エディタ機能拡張などを入手・購入できる。また、そこに下記のようなアセットを販売することも可能だ。 コミュニティーやエコシステムを形成。ゲーム以外の分野にも進出 日本を含む世界中で開発者
NetBookに分類されるノートPCの特徴は、Intel AtomやVIA C7といった「低発熱だが非力」なプロセッサを搭載していることです。こうした非力な環境ではUbuntuの標準デスクトップ環境であるGNOMEよりも「軽い」環境を利用した方が快適に利用できることでしょう。 今回はNetBookなどの「非力な環境」に向けた、軽量デスクトップ環境を利用するレシピを紹介します。 Xubuntuの利用 Ubuntuのバリエーションとして、「軽い」デスクトップ環境であるXFceを利用した「Xubuntu」があります。新規にXubuntuをインストールしなくても、すでにUbuntuをインストールした環境があればXubuntuの成果物をUbuntu環境にインストールし、Xubuntuとして使っていくことができます。 インストールは第6回にもある通り、以下のように行います。 $ sudo apt-g
Active Directory10周年に寄せて Windows 2000によりActive Directoryが公開されてから、今年で10年目ということだそうです。 Active DirectoryがWindowsドメインを管理運用するためのソリューションであることは、みなさんすでにご存じでしょうが、その機能や使い方、トラブルの対応方法について、みなさんは自信を持って社内の同僚やお客様に説明できるでしょうか? 今回は、総復習の意味も兼ねて、Active Directoryの技術的なトピックやトラブルシュートの方法、について、いくつかお話ししたいと思います。 過去のWindowsの問題点 Active Directoryが最初に実装されたWindows 2000の開発時の名称は「Windows NT5」といい、Windows NT4.0の後継にあたります。 Windows NT4.0のドメ
Apolloとは Apolloとはアドビが現在開発しているランタイム環境のコードネームです。最大の特長は、Flash、Flex、HTML、JavaScript、Ajaxといった既存のウェブ開発スキルを使ってデスクトップ上で動作するアプリケーション(Apolloアプリケーション)を作れる点です。ブラウザ上では不可能だったローカルリソースへのアクセスが可能になり、ウェブデベロッパーの領域が広がります。 もう1つの特長はクロスプラットフォームであることです。一旦作成したApolloアプリケーションは、Apolloランタイムがインストールされている環境であればWindowsでもMac OS Xでも同じように動作します。FlashコンテンツとFlash Playerの関係を思い浮かべると分かりやすいかも知れません。ゆくゆくはLinuxへの対応も予定されています。 Apolloを試してみよう Apol
この記事で取り上げているAPIは現在と使い方が異なっていたり、使用できなくなったものを含んでいます。 特にToolstrips APIは最新のChromeでは使用できなくなっています。詳しくは『続・先取り! Google Chrome Extensions』をご覧ください。 はじめまして。株式会社ALBERTの太田と申します。Google Chromeのベータ版公開から早1年が経ち、開発版には待望の Extensions が実装されています。今回から4回にわたって、この Extensions の導入や開発手順について、解説させていただきます。 Google Chromeの開発版とExtensions Google Chrome には3つのバージョンがあります。一般ユーザー向けの正式リリースであるstable版、テスター向けのbeta版、開発者向けのdev版の3つです。 さらに、Chromi
いよいよ、明日金曜日(28日)にAppleのiPadが発売されます。iPadを読書端末として活用したいと思っている人も多いのではないでしょうか。iBookstoreは、今のところ米国だけのサービスですが、リーダーアプリのiBooksはダウンロードできるようです。 今回は、予定していた話題を変更し、iBooksで読む電子書籍の作り方について解説します。 リフロー処理される動的な電子書籍のメリット まずは、日本電子出版協会でEPUB日本語拡張案の策定に関わり、EPUB仕様の日本語訳を担当された@lost_and_foundさんのブログ「08th Grade Syndrome」で公開されているOPSの日本語訳から、電子書籍の仕様を確認してみましょう。 1.6: アクセシビリティ 本仕様には、障害によって読書が困難な人によるコンテンツの利用を確保する機能が盛り込まれている。本仕様は World W
本連載では、くれま先輩とほげ山くんの2人が、MT4.1を(4.2が正式公開された後は4.2を)使ったサイト制作を行いながら、制作の上で押させておきたいポイントや躓きやすい部分を取り上げ、実際に使えるTipsを紹介していきます。 はじめに 皆さま、はじめまして。フリーランスWebデザイナーの黒野明子と申します。Movable TypeをCMSとして使った企業サイトの構築をメインに、サイトの企画設計・デザイン・コーディングなどを日々行っています。 2007年06月05日にMovable Type 4.0公開ベータテストが開始されてからほぼ1年が経ちました。つい先日の2008年5月30日には4.2リリース候補版 (RC) 1 が発表され、正式公開の時期も近づいています。そんな中、4.0以上で追加されたさまざまな機能を活かして企業サイトを作成している方もいらっしゃいますが、「難しそう!」「テン
zshを使い始めて最初に気になる点のうち、すぐに設定してすぐに効果を実感できる即効薬的なものを今回は紹介しよう。 プロンプト これまでとは違うシェルを起動してまず目にするのがプロンプトで、これが変わるとちょっとした違和感がある。この違和感は結構大切でスーパーユーザに切り替えたり、あまり設定していないマシンを触っていたりということが実感できるので慎重に作業を進めるきっかけに利用できる。 zshに乗り換えたときもそうした違和感を感じ、それまでのシェルと似たものにしたくなるかもしれないが、ちょっとした違和感を保ってこれまでとは違う機能をたくさん利用するのだ、という心構えにしたらどうだろうか。心構えはともかくとして、プロンプト出力にもzshの細やかな配慮があるので、それを活かさないのは損である。 その機能をフルに活かしている、とまでは行かないが、筆者の ~/.zshrc のプロンプト設定部分は概ね
Railsを使っている方も、使っていない方もこんにちは。この特集では、「Rails2.0の足回りと中級者への道」と題して、2007年12月7日にリリースされたRails2.0の基礎と、Rails2.0が提示する新しいアプリケーションの形、について学んでいきたいと思います。 Rails2.0とは何か? Railsの開発者David Heinemeier Hansson(DHH)自身が語るように、Rails2.0は「革命的というより漸進的(“evolutionary rather than revolutionary”)」なリリースです。バージョンの数値の変化とはうらはらに、Rails1.1とRails1.2間に行われたほどの変革はありません。 ですが、痛みすら伴う数多くの洗練と、RESTfulなアプリケーションへの傾倒を含んだリリースになっています。 この特集ではまず、Rails
夏、衣替えの季節ですね。この春からLinuxを使い始めた新入学生や新入社員の皆さんも、そろそろLinuxの世界に慣れてきたのではないでしょうか。となると、次にやることは...そう、エディタをEmacsに衣替えすることですね! ご存じの通り、Emacsは長い歴史を持つプログラマ御用達エディタです。独特のキーバインドから敷居は高いEmacsですが、一度慣れてしまうとこれが実に快適で、Emacsキーバインドで操作できないアプリケーションにストレスを感じてしまうほどです。この中毒性は、Windows環境でEmacsキーバインドを実現するソフトウェアの存在からも解るかと思います。 Emacsは基本的にテキストエディタです。テキストエディタの仕事は文字を読み書きすることですが、Webのブラウズも、メールの読み書きも、チャットもTwitterも、本質的には全てテキストの読み書きによって成り立っています。
A site explaining SQL indexing to developers—no crap about administration. SQL indexing is the most effective tuning method—yet it is often neglected during development. Use The Index, Luke explains SQL indexing from grounds up and doesn’t stop at ORM tools like Hibernate. Use The Index, Luke is the free web-edition of my book SQL Performance Explained (from Є9.95). Be sure to subscribe my free ne
これはマスターしたい…ほどけない靴ひもの結び方「イアン結び」&「イアン・セキュア結び」 固く結んだつもりでも、靴ひもがほどけてしまうことがあるかと思います。それが雨の日だったり人混みの中だったりしたら最悪ですよね。 シンプルかつ、ほどけにくい結び方を覚えてみてはいかがでしょうか。 「イアン結び」と、よりほどけないアッパーバージョンの「イアン・セキュア結び」をご紹介します。 「イアン結び」(イアン・ノット) ステップ1 普通に1回結ぶ。 ステップ2 左右で、輪っかを作る。 ポイント:黄色は人差し指の手前側に、青は親指の奥に、ひもを垂らします。 (このとき青と黄色が逆だと、結んだときに縦になるので注意) ステップ3 青の奥側を黄色の輪に通す。 ステップ4 同時に黄色の手前側を、青の輪に通す。 ステップ5 それまで持っていたひもから、通したひもに、両方とも持ち替える。 ステップ6 引っぱったら完
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