【アスキークラウド2月号・特集連動ロングインタビュー】 知識を使って問題に答える「知識型」人工知能は現在どこまで進化し、どんなビジネスが作られようとしているのか。ロボットが知的労働者の仕事を奪うというのは本当か。人工知能研究の草分けである、慶応大学理工学部の山口高平教授に話を聞いた。 ──人工知能を使った「エキスパートシステム」はデータ不足で失敗したという話を伺いました。では、インターネットを通じてデータが蓄積される中で、知能型の人工知能はどのように進化しているんでしょう。 この20年間で人の知能をシステム化する技術が進んだ。とくに機械学習かな。正しいデータと誤ったデータを両方与えたら、どういう状況なら正しくなるかを勝手に大規模なデータから学習してくれる技術。その機械学習の技術が20年間でかなり進んで、これを基盤としながらいろんな人工知能技術が進み、統合された。 これを初めにやったのが、I
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