直近に起こったふたつの大きな事件。衝撃的で、いろいろ考えてしまいました。 ひとつは、理化学研究所の笹井芳樹氏の自殺、もうひとつは、長崎で女子生徒(高一)が同級生を殺害し、遺体を切断した事件です。 笹井氏は ES細胞などの研究で知られる「世界トップレベルの研究者」でした。2014年の1月、ネイチャー誌に掲載された小保方晴子氏の STAP 細胞論文の共著者であり、指導者でもあったことで大騒動に巻き込まれ、鬱病を発症していたようです。8月5日の朝、職場で首を吊っているところが発見されました。 長崎の女子については、小学校では同級生の給食に漂白剤を混ぜ、今年の 3月には父親を金属バットで殴るなどの問題行動があり、その後、精神科にかかっていましたが、 最近は「猫を殺した」「人間を殺したい」などと親や医者に告白。これは何らかの措置が必要だと皆が思い始めた矢先に、取り返しのつかない事件が起こってしまいま