香港会議展覧センター(Hong Kong Convention and Exhibition Center)で行われた中国漢方と健康製品の近代化に関する展示会に出品された薬用植物の抽出物(2003年8月15日撮影、資料写真)。(c)AFP/Laurent FIEVET 【8月8日 AFP】中国伝統薬で関節炎や痛風、炎症などの治療に用いられる植物の1種の抽出物に、がんと直接的な関連があり、驚くほど多くの遺伝子変異の原因となっているとする研究結果が7日、米医学誌「サイエンス・トランスレーショナル・メディシン(Science Translational Medicine)」に発表された。 この研究によると、台湾で上部尿路がんの患者19人の腫瘍から、「ウマノスズクサ」として知られる植物から抽出される「アリストロキン酸」の遺伝子特性が発見された。 アリストロキン酸が発がん物質であることは昔から知られ