イスラム過激派組織「イスラム国」に戦闘員として合流したフランス人アブ・タラ・ファランシ(本名:ピエール・シュレ)容疑者とされる人物(2015年2月11日入手、資料写真)。(c)AFP/WELAYAT SALAHUDDIN 【2月23日 AFP】フランスでシリアへの渡航を計画していたとされる仏国籍の6人のパスポート(旅券)が没収されたことが23日、仏治安当局筋によって明らかにされた。 フランスで昨年11月に成立したテロ対策強化法では、中東のイスラム過激派に合流するフランス国民の数に歯止めをかけるために、当局に旅券の没収権を認める条項が設けられ、今回が初の適用例となる。 6人のシリア行きは「差し迫っていた」という。6人のパスポートと身分証明書は6か月間没収され、その後、次の措置が命じられる。 今回の措置について質問されたマニュエル・バルス(Manuel Valls)仏首相は、同じような例は「も