南アフリカ・プレトリア(Pretoria)の高校でポーズをとる妊娠した高校生(2013年7月29日撮影、資料写真)。(c)AFP/STEPHANE DE SAKUTIN 【10月31日 AFP】国連人口基金(UNFPA)は30日、「世界人口白書(State of the World Population)」2013年版を発表し、社会の認識を変えない限り少女の出産に伴う死亡と困難は解決されないと指摘した。 「Motherhood in Childhood (子供時代の母性)」と題された今年の世界人口白書によると、発展途上国では毎年約730万人の少女が18歳未満で出産しており、サハラ以南のアフリカ数か国と南アジアがその大半を占めている。バングラデシュ、チャド、ギニア、マリ、モザンビーク、ニジェールでは女子の10人に1人が15歳未満で出産しているという。 同白書によると、妊娠と出産に伴う合併症で
