トヨタ社長交代、豊田章男副社長が昇格へ 09年4月(1/2ページ)2008年12月23日3時7分印刷ソーシャルブックマーク トヨタ自動車は22日、09年3月期連結決算の業績予想を大幅に再下方修正し、通期の営業損益が1500億円の赤字になるとの見通しを発表した。併せて、創業家の豊田章男副社長(52)が来年4月に社長に昇格する人事を固めた。渡辺捷昭(かつあき)社長(66)は退任する。豊田家出身者が社長を務めるのは、95年8月に退任した豊田達郎氏(79)以来、約14年ぶり。人心を一新し業績回復にあたる。 ◇ 章男氏は豊田章一郎名誉会長(83)の長男で、トヨタの前身のトヨタ自動車工業の実質的な創業者、故・豊田喜一郎の孫にあたる。 05年6月に副社長に昇格し、商品企画や調達などを担当。08年6月から国内営業と海外営業を一手に担うなど、後任社長の筆頭候補として要職をこなしてきた。 トヨタの社長には、9