政府は、獣医学部の新設などで問題となった行政文書の取り扱いに関する新たなガイドラインの案を取りまとめ、メールなどの電子文書について、行政文書に該当するものは共有して保存する一方、私的文書は個人での管理を徹底することなどを明記しました。 それによりますと、獣医学部の新設をめぐって、文部科学省に、伝聞を含む内容が確認されていない、個人的なメモとされる文書が省内の共有フォルダに保存されていたことなどを踏まえ、政策の立案に影響する場合は、これまで記録を作成していなかった打ち合わせも含めて行政文書を作成するとしています。 また文書の作成に当たっては、複数の担当職員や出席者などから、文書の内容の確認を取るほか、メールなどの電子文書について、行政文書に該当するものは共有して保存する一方、私的文書は個人での管理を徹底するとしています。 さらに財務省が大阪・豊中市の国有地売却をめぐる交渉記録を省の規則に従い