ジェンフリ・バトンのおかげで(笑)なんとか追いつきました。というわけでようやく新ネタですが、今朝の日経新聞によると、労働分配率が3年9カ月ぶりに上昇に転じたそうです。 好調な業績を背景に企業が人件費を増やしている。財務省が5日発表した1−3月期の法人企業統計をもとに試算すると、企業が生み出した付加価値がどのくらい労働者に回ったかを示す「労働分配率」は下げ止まりが鮮明になった。一方、原油高は企業収益を圧迫し始めており、企業がコスト上昇分をどこまで販売価格に転嫁できるかが今後の設備投資などのカギを握ることも、法人企業統計からうかがえる。 1−3月期の人件費は42兆7800億円と前年同期比で2.0%増えた。七・四半期連続の増加で、特に従業員給与が2.8%増えた。生産・販売活動の活発化で企業は人手不足に直面し、雇用を増やしている背景がある。 人件費の増加で労働分配率も上昇に転じた。第一生命経済研究