第2次世界大戦中にナチス・ドイツの国家保安本部長官を務めたラインハルト・ハイドリヒの墓。ドイツ・ベルリンにて(2019年12月16日撮影)。(c)Odd ANDERSEN / AFP 【12月18日 AFP】ドイツの首都ベルリンで先週、第2次世界大戦(World War II)中にホロコースト(Holocaust、ユダヤ人大量虐殺)の立案に携わり、英国で訓練を受けた工作員に暗殺されたナチス・ドイツ(Nazi)高官、ラインハルト・ハイドリヒ(Reinhard Heydrich)の墓が掘り起こされていたことが分かった。ドイツ警察が16日、明らかにした。 警察がAFPに明かしたところによると、ハイドリヒの墓は「11日~12日の夜に掘り起こされ」、墳墓発掘の容疑で捜査が開始された。ドイツメディアによると、持ち去られたものはないとみられる。 ハイドリヒはナチス・ドイツで、秘密警察ゲシュタポ(Gest