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  • ウクライナにロシア領をもっと自由に攻撃させるべき リトアニア外相

    ウクライナ南部の前線に配備された、フランス製155ミリ自走榴弾(りゅうだん)砲「カエサル」(2024年2月14日撮影、資料写真)。(c)Genya SAVILOV / AFP 【5月21日 AFP】バルト3国リトアニアのガブリエリウス・ランズベルギス(Gabrielius Landsbergis)外相は20日、ウクライナを支援する西側諸国は供与している兵器に付けた制限を解除し、ウクライナにもっと自由にロシア領内の標的を攻撃させるべきだと主張した。また、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macro)仏大統領のウクライナに軍事教官を派遣する案を支持するとも述べた。 ランズベルギス氏は仏テレビ局LC1のインタビューで、「われわれはエスカレーションと見なされかねないという理由で、ウクライナに制限を課すという間違いを最初から犯してきた」と述べ、西側諸国は「ロシアへの恐怖に支配されていた」と指

    ウクライナにロシア領をもっと自由に攻撃させるべき リトアニア外相
  • 欧州は「戦争前夜」 ポーランド首相が警鐘

    ポーランドのドナルド・トゥスク首相(2024年3月28日撮影)。(c)Wojtek Radwanski / AFP 【3月30日 AFP】ポーランドのドナルド・トゥスク(Donald Tusk)首相は29日、欧州は第2次世界大戦(World War II)後初めて、「戦争前夜」を迎えていると述べ、欧州での紛争が現実的な脅威になっていると警鐘を鳴らした。 欧州理事会(European Council)の前常任議長(EU大統領)でもあるトゥスク氏は、欧州のメディアグループLENAのインタビューで、「戦争はもはや過去の概念ではない。現実であり、2年前に始まった。現時点で最も懸念されるのは、文字通りあらゆるシナリオが考えられることだ。このような状況は、1945年以来だ」と述べた。 「特に若い世代には衝撃的に聞こえるかもしれないが、戦争前夜という新しい時代が始まったという現実に慣れなければならない。

    欧州は「戦争前夜」 ポーランド首相が警鐘
  • 独、ウクライナ支援協議内容がロシアに漏えい ショルツ政権に激震

    ドイツのオラフ・ショルツ首相(2024年3月2日撮影)。(c)Andreas SOLARO / AFP 【3月3日 AFP】ウクライナへの軍事支援をめぐるドイツ当局内の協議内容がロシアSNSで拡散していることが判明し、オラフ・ショルツ(Olaf Scholz)政権に激震が走っている。首相は2日、徹底調査を表明した。 ロシア国営テレビRTのマルガリータ・シモニャン(Margarita Simonyan)編集長は1日、クリミア(Crimea)への攻撃に関するドイツ軍当局者らの協議内容とされる、2月19日に行われた38分のビデオ会議の音声記録をSNSに投稿。 独軍当局者らはその中で、独製長距離巡航ミサイル「タウルス(Taurus)」やフランス、英国製ミサイルのウクライナ軍による使用の可能性、クリミア半島とロシア土を結ぶ橋へのミサイル攻撃計画などを話し合っていた。 独防衛省報道官はAFPに対し

    独、ウクライナ支援協議内容がロシアに漏えい ショルツ政権に激震
  • ナワリヌイ氏の追悼集会参加者に実刑判決 ロシア

    アレクセイ・ナワリヌイ氏の死を追悼するためロシア・サンクトペテルブルクの政治弾圧犠牲者の記念碑を訪れ、警官に拘束された男性(2024年2月17日撮影)。(c)Olga MALTSEVA / AFP 【2月19日 AFP】ロシア・サンクトペテルブルク(St. Petersburg)の裁判所は、反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の追悼集会などに参加して逮捕・拘束された154人に対し、無許可集会を禁じる法律に違反したとして、最長14日の実刑判決を言い渡した。17、18両日に公表された文書で明らかになった。 人権団体や独立系メディアによれば、国内の他の都市でも同様の判決が下されるケースが相次いでいる。 当局は先週末、16日に亡くなったナワリヌイ氏のために政治弾圧犠牲者の記念碑に花やろうそくを供えた数百人を拘束した。 ロシアでは、反政府デモや公の場での政権批判が事

    ナワリヌイ氏の追悼集会参加者に実刑判決 ロシア
  • スウェーデンでギャング間抗争が急増 加害者の低年齢化の背景とは

    スウェーデン・イエーテボリで起きた爆発の現場で規制線を張る警察官(2023年8月31日撮影)。(c)Adam IHSE / TT News Agency / AFP 【1月20日 AFP】スウェーデン東部ウプサラ(Uppsala)の集合住宅に住む教師のトーマス・セルバンさんは、昨年9月のある夜、建物内部で鳴り響く銃声で目を覚ました。同国で急増しているギャング間の抗争がすぐ近くで起きたのだ。 これまで比較的治安が良かったスウェーデンでは近年、暴力事件が多発している。「子ども兵」による処刑スタイルの銃撃事件が発生し、建物が爆破され、報復のために家族が狙われるケースも起きている。 ウルフ・クリステション(Ulf Kristersson)首相は、「欧州でこれほどの事態が起きている国は他にない」とし、ギャング犯罪の根絶を表明。現行法ではギャング間抗争や子ども兵は適用外だとして、法改正を行う考えを示し

    スウェーデンでギャング間抗争が急増 加害者の低年齢化の背景とは
    bhikkhu
    bhikkhu 2024/01/21
    "悪名高いギャング「フォックストロット(Foxtrot)」のリーダーで、「クルドのキツネ(Kurdish Fox)」の異名を持つラワ・マジド(Rawa Majid)"
  • 中国の人口、前年比208万人減 2年連続で減少

    【1月17日 AFP】中国の国家統計局(National Bureau of Statistics)は17日、2023年末時点での総人口が14億967万人と、前年に比べ208万人減少したと発表した。 61年ぶりに初めて人口が減少した2022年から2年連続の減少となった。昨年の減少幅は、22年の85万人から2倍以上となっており、人口減少に拍車が掛かっている。 中国政府は、2016年に「一人っ子政策」を緩和し、21年には子どもを3人までもうけることを認めた。 しかし昨年、総人口でインドに抜かれ、政府は補助金やプロパガンダによる少子化対策に力を入れている。(c)AFP

    中国の人口、前年比208万人減 2年連続で減少
  • ロシアで侵攻開始後最大規模のデモ 中西部の共和国で

    ロシア中西部バシコルトスタン共和国で、機動隊に催涙ガスで排除される抗議デモ参加者。独立系メディア「SOTA」の動画より(2024年1月17日撮影)。(c)AFP PHOTO / ESN/SOTAvision 【1月18日 AFP】ロシア中西部バシコルトスタン(Bashkortostan)共和国でこのほど、地元の活動家に対して実刑判決が下されたことに抗議するデモ隊と機動隊が衝突し、双方に負傷者が出た。 ロシアではウクライナ侵攻開始後、抗議デモが禁止されている。今回のデモはそれ以降では最大規模で、異例の事態となった。 SNSに投稿された映像には、同共和国南部の町バイマク(Baymak)での衝突の様子が捉えられている。 ロシア連邦捜査委員会(Investigative Committee)は17日、「暴力を伴う大規模な集団暴動で複数の負傷者が出た。武器の使用もあった」と述べた。 デモを監視する独

    ロシアで侵攻開始後最大規模のデモ 中西部の共和国で
  • ロヒンギャ難民219人漂着、住民は受け入れ拒否 インドネシア

    【11月23日 AFP】インドネシア・アチェ(Aceh)州で22日、ミャンマーのイスラム系少数民族ロヒンギャ(Rohingya)の難民219人が浜辺で身を寄せ合って一夜を明かした。木造船で2週間漂流していたという。地元住民は難民を海に押し返そうとしたが、当局がこれを阻止した。 スマトラ(Sumatra)島北端に位置するアチェ州沿岸には、先週だけで1000人以上のロヒンギャ難民が到着している。 バングラデシュの難民キャンプから毎年何千人ものロヒンギャ難民がマレーシアやインドネシアを目指して船に乗る。 男性72人、女性91人、子ども56人の計219人が乗った難民船は21日午後11時ごろにアチェ州サバン(Sabang)に着いた。 だが、現地住民は難民の受け入れを拒否し、海に押し戻すと脅した。 国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)によると、地元当局はその後、難民を22日にアチェ最大都市ロクスマウ

    ロヒンギャ難民219人漂着、住民は受け入れ拒否 インドネシア
  • ミャンマー国軍、中国国境の要衝失う 少数民族武装勢力との戦闘で

    ミャンマー・シャン州を巡回するタアン民族解放軍(TNLA)のメンバー(2023年3月9日撮影)。(c)AFP 【11月2日 AFP】ミャンマー軍事政権は1日、北部シャン(Shan)州での三つの少数民族武装勢力との戦闘で、中国国境の要衝の町の支配権を失ったと明らかにした。 シャン州では先月27日から戦闘が激化していた。同州は、中国の巨大経済圏構想「一帯一路(Belt and Road)」の一環で、10億ドル(約1500億円)規模の鉄道事業が計画されている。 タアン民族解放軍(TNLA)、アラカン軍(AA)、ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)の3勢力は、国軍の複数の拠点のほか、最大の貿易相手国である中国につながる主要道路を占拠したとしている。 軍事政権のゾーミントゥン(Zaw Min Tun)報道官は1日、中国・雲南(Yunnan)省と国境を接するチンシュエホー(Chinshwehaw)に

    ミャンマー国軍、中国国境の要衝失う 少数民族武装勢力との戦闘で
  • ロシア人大隊、ウクライナ軍内に新設 自国での反体制活動に見切り

    【10月26日 AFP】ウクライナの首都キーウ近郊の渓谷で、迷彩服を着た兵士の一行が戦闘の基礎を学んでいる。指導に用いられているのはロシア語だ。 ウクライナ軍内に新設されたこの「シベリア大隊(Siberian Battalion)」には、同胞と戦う覚悟でウクライナにやって来たロシア人約50人が所属している。 ソバを意味する「グレチハ」というコールサインで呼ばれる兵士は、「ロシアと戦うため、また(ウラジーミル・)プーチン(Vladimir Putin)政権、帝国主義と戦うために、一刻も早くウクライナに入ろうと決めた」と話した。 ロシアによる侵攻が始まると、ウクライナには諸外国から義勇兵が集まった。このうちの大半がウクライナ軍の外国人部隊に加わっており、シベリア大隊もその一部だ。 隊員には、民族的にはロシア人だが、長く反体制的な意見を持ってきたという兵士もいれば、シベリア(Siberia)の少

    ロシア人大隊、ウクライナ軍内に新設 自国での反体制活動に見切り
  • イスラエルによるガザ再占領「大きな過ち」 バイデン米大統領

    【10月16日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は15日に放送された番組で、イスラエルがパレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を再占領すれば「大きな過ち」を犯すことになるとの考えを示した。 バイデン氏は、CBSの報道番組「60ミニッツ(60 Minutes)」のインタビューで、米国の同盟国イスラエルによるガザ占領を支持するかとの質問に対し、「それは大きな過ちだと思う」と答えた。 イスラエルは1967年の第3次中東戦争(Six-Day War)でガザを占領したが、2005年に完全撤退。代わりに翌06年には陸海空を封鎖し、07年にイスラム組織ハマス(Hamas)がパレスチナ解放機構(PLO)内の最大組織ファタハ(Fatah)との抗争を経てガザを実効支配するようになると、封鎖を強化した。 バイデン氏は、ハマスが「パレスチナ人全体を代表しているわけではない」としなが

    イスラエルによるガザ再占領「大きな過ち」 バイデン米大統領
  • ハマスの行動「パレスチナ人を代表しない」 アッバス議長

    2018年、ベネズエラを訪れたパレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長(左)とニコラス・マドゥロ大統領。首都カラカスで(2018年5月7日撮影)。(c)JUAN BARRETO / AFP 【10月16日 AFP】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス(Mahmud Abbas)議長は15日、パレスチナ自治区ガザ地区(Gaza Strip)を実効支配するイスラム組織ハマス(Hamas)の方針や行動は「パレスチナ人を代表するものではない」と主張した。パレスチナ通信が報じた。 アッバス氏は南米ベネズエラのニコラス・マドゥロ(Nicolas Maduro)大統領との会談の中で、パレスチナ解放機構(PLO)がパレスチナ人全体を代表する唯一の正統な組織だと述べた。 ベネズエラ外務省によると、マドゥロ氏はアッバス氏と、イスラエルによる「無差別攻撃」を受けたガザ地区の「惨状」について協議。「パレス

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  • 隠されるウイグル強制収容所 取材敢行も門前払い 用途変更・閉鎖された施設も

    この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【10月14日 AFP】中国北西部新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)にある刑事施設は、以前は中国政府が設置していた強制収容所の一つだった。取材班が訪れると、セキュリティーゲートの警察官に門前払いされた。 2017年以降、100万人以上のウイグル人をはじめとするイスラム教徒が、人権侵害が常態化している強制収容施設に入れられたと、研究者や運動家、離散民グループは指摘する。 しかし、中国政府は、そうした施設は単なる職業訓練所だと主張。入所者は「卒業」して既に安定した雇用とより良い生活を手にしており、施設は数年前に閉鎖されたと説明している。 こうした強制収容施設について、地域の状況に詳しい専門家は、閉鎖

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  • ポーランド軍高官2人が辞任 国防相と対立か

    スウェーデンで行われた合同軍事演習に参加したポーランド軍のライムンド・アンジェイチャク参謀長(中央、2023年5月6日撮影、資料写真)。(c)Johan Nilsson/TT / TT News Agency / AFP 【10月10日 AFP】ポーランド軍の参謀長と作戦部長が10日、辞任した。ロシアウクライナ侵攻が続き、15日には議会選を控える中で、国防に大きな問題が浮上した形だ。 辞任したのは、ライムンド・アンジェイチャク(Rajmund Andrzejczak)参謀長とトマシュ・ピオトロフスキ(Tomasz Piotrowski)作戦部長。 両氏は辞任の理由を公表していないが、現地メディアはマリウシュ・ブワシュチャク(Mariusz Blaszczak)国防相との間で確執があったと指摘している。 報道によると、両氏はブワシュチャク氏と対立を深め、辞意を固めた。また、選挙運動に軍を巻

    ポーランド軍高官2人が辞任 国防相と対立か
  • タクシン元首相に恩赦、禁錮1年に減刑 タイ

    タイのタクシン・シナワット元首相(2023年8月22日撮影)。(c)Manan VATSYAYANA / AFP 【9月1日 AFP】タイ政府は1日、タクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相(74)が、マハ・ワチラロンコン(Maha Vajiralongkorn)国王から恩赦を受け、禁錮8年から1年に減刑されたと発表した。 発表では「王室への忠誠心」が認められたことや、健康問題などが理由として挙げられている。 国外逃亡生活を送っていたタクシン氏は先月22日、15年ぶりに帰国したばかり。同日にはタクシン派のタイ貢献党から首相が選出されたことから、帰国に際し減刑について何らかの合意がされていたのではないかとの臆測が広がっていた。 タクシン氏は4件の刑事事件で有罪判決を受け、計10年の禁錮刑が確定している。ただ、うち1件は時効が成立しているため、収監期間は8年となってい

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  • ウクライナ首都に集中攻撃 今春以降で「最も強力」

    【8月30日 AFP】ウクライナ当局は30日、ロシア軍が首都キーウにミサイルと無人機による集中攻撃を行い、2人が死亡したと発表した。今春以降で「最も強力な」攻撃だったとしている。 キーウ市の軍政当局はテレグラム(Telegram)に、夜間に計20以上のミサイルと無人機が「防空部隊によって破壊された」と投稿。今春以降に経験した「最も強力な」空襲だったと形容した。 同当局によると、ロシア軍はイラン製自爆型無人機「シャヘド(Shahed)」を多方向からキーウに飛来させたほか、航空機からミサイル攻撃を行ったという。 現地で取材しているAFP記者は、キーウ中心部で午前5時(日時間同11時)ごろ、大きな爆発音が少なくとも3回聞こえたとしている。 同市軍政当局のトップ、セルヒー・ポプコ(Sergiy Popko)氏はテレグラムで、がれきの落下で2人が死亡、さらに1人が負傷し手当てを受けていると明らかに

    ウクライナ首都に集中攻撃 今春以降で「最も強力」
  • 赤シャツの「英雄」 タクシン元首相の帰国にお祭り騒ぎ タイ

    タイ・バンコクのドンムアン国際空港の外に集まったタクシン・シナワット元首相の支持者(2023年8月22日撮影)。(c)MANAN VATSYAYANA / AFP 【8月22日 AFP】タイのタクシン・シナワット(Thaksin Shinawatra)元首相(74)が22日、15年ぶりに帰国したことを受けて、「赤シャツ」として知られるタクシン氏の支持者らは「英雄」の帰国に沸いた。 今でも同氏が根強い人気を誇るイサーン(東北地方)から数百人が夜通し移動し、首都バンコクに集まった。 パニー・ロットンさん(57)は夜行バスで北部チェンマイ(Chiang Mai)から来た。「ただ(タクシン氏の)顔が見たかった」とAFPに話した。パニーさんの後ろには「私たちの心の首相」「祖国へお帰り」と書かれたボードが掲げられていた。 パニーさんと一緒に夜行バスで来たというチャワン・ゲーウシリさん(74)は、タクシ

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  • ロシア占領地で「洗脳」される子どもたち ウクライナ

    カテリーナ・スコピナさん(右)と娘のアンナマリアちゃん。ウクライナ・リビウ近郊で(2023年6月3日撮影)。(c)YURIY DYACHYSHYN / AFP 【8月5日 AFP】ウクライナロシア占領地に住むアンナマリアちゃん(6)。ウラジミール・プーチン(Vladimir Putin)大統領を「ボバおじさん」と呼び、「世界の大統領」だと信じていた──。 アンナマリアちゃんの母親である、ウクライナ軍高官のカテリーナ・スコピナさんは昨春、東部の港湾都市マリウポリ(Mariupol)で自身と夫がロシア軍に拘束された際、娘を親戚に預けるしか選択肢がなかった。 ロシアから解放された後、ウクライナ西部に住むスコピナさんはAFPに対し、親ロシアの親戚たちは、アンナマリアちゃんをロシア占領地域に1年以上もとどめていたと語った。娘はマリウポリ郊外の村にある幼稚園に通い、「洗脳プログラム」を受けていたとい

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  • パイプライン爆破 ウクライナ軍が計画、CIAも事前に把握か 米紙

    バルト海のデンマーク領ボーンホルム島沖で確認されたパイプライン「ノルドストリーム2」でのガス漏れの様子。デンマーク軍提供(2022年9月27日提供、資料写真)。(c)AFP PHOTO / DANISH DEFENCE 【6月7日 AFP】米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)は6日、天然ガスをロシアからドイツに輸送するパイプライン「ノルドストリーム(Nord Stream)」で昨年起きた爆発について、欧州の情報機関が3か月前にウクライナの特殊部隊による爆破計画を察知し米中央情報局(CIA)と情報共有していたと報じた。 同紙は、今年流出した米機密文書を分析。その結果、欧州のある情報機関が昨年6月、CIAに対し、ウクライナ軍の総司令官直属の潜水部隊がパイプラインの爆破を計画していると伝えていたとしている。どの国の情報機関かは特定されていない。 昨年9月16日に発生したノルド

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  • アルメニア、ロシア主導の安保機構脱退を示唆

    アルメニアの首都エレバンで記者会見するニコル・パシニャン首相(2023年5月22日撮影)。(c)KAREN MINASYAN / AFP 【5月23日 AFP】アルメニアのニコル・パシニャン(Nikol Pashinyan)首相は22日、ロシアが主導する旧ソ連圏の集団安全保障条約機構(CSTO)から脱退する可能性を示唆した。アゼルバイジャンからの軍事的脅威に直面しているアルメニアは、ロシアの安全保障協力が得られないことに不満を募らせている。 パシニャン氏は首都エレバンでの記者会見で、CSTOが条約に基づく防衛協力義務を果たさないなら「脱退の可能性を排除しない」と表明。「地域の安全保障システムが機能していないため、西側のパートナーと協議を始めた」と述べた。 アルメニア、アゼルバイジャン両国は、アゼルバイジャン内の係争地で、アルメニア系住民が多数を占めるナゴルノカラバフ(Nagorno-Kar

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