防衛力を抜本的に強化するため、防衛省がまとめた来年度予算案の概算要求の全容が明らかになりました。相手のミサイル発射基地などをたたく「反撃能力」も念頭に、敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」の量産を始めることに加え、攻撃にも使用できる無人機の整備などを盛り込んでいます。 来年度予算案の概算要求で、防衛省は、防衛力を5年以内に抜本的に強化するための具体策を金額を示さない「事項要求」の形で盛り込みました。 それによりますと「反撃能力」としての使用も念頭に、敵の射程圏外から攻撃できる「スタンド・オフ・ミサイル」として、陸上自衛隊の「12式地対艦誘導弾」の改良型と島しょ防衛に使う「高速滑空弾」の量産を開始するとしています。 また、無人機の早期取得を進めるとして、警戒監視や情報収集に加え、攻撃にも使用できる無人機の整備も盛り込んでいます。 このほか配備を断念した新型迎撃ミサイルシステ
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