富士通Japanは2023年3月30日、3月27日に横浜市で発生した、コンビニの証明書交付サービスで別人の住民票が発行されるトラブルについて原因を明らかにした。システムへのアクセス集中により印刷処理の待ちが生じた結果、印刷イメージファイルのロックが解除され、同時期に交付を申請した別の利用者が当該ファイルを印刷できてしまったという。 具体的にはコンビニで証明書交付を申請すると、富士通Japanが手掛けるコンビニ証明書交付サービス「Fujitsu MICJET コンビニ交付」上で、住民票などの印刷イメージファイルが生成される。当該ファイルは申請者しか印刷できないようロックがかかるが、システムにはタイムアウトの上限が設定されていたため、アクセス集中で処理が遅れた際にタイムアウトとなってロックが解除された。同時期に申請した別の利用者が当該ファイルをつかめる状態にあったため、別人の住民票が印刷される
コロナ禍以前の学校給食。いつ"戻す"のか(2016年、つくば市内の小学校にて)(写真:つのだよしお/アフロ) 文部科学省が11月29日、全国の教育委員会に学校給食での会話は可能とする通知を出し、その際「従来も黙食は求めていなかった」などと弁解した。メディアもそのまま報じたが、本当に、文科省はこれまで黙食を求めていなかったと言えるのだろうか。 実際は、文科省が出していたマニュアルによって事実上「黙食」をせざるを得ない状況を作り出していた。教育委員会も黙食をはっきり求めており、その状況を文科省が黙認してきたというのが実態だ。 「"黙食"という言葉は使ってこなかったから、黙食を求めたわけではない」という詭弁を用いて責任を現場に押し付けるようなことをすれば、教育を司る官庁として適格性が疑われる事態ではないか。 今後の検証のため、事実関係を整理し、記録しておきたい。
東京海洋大学や西オーストラリア大学などの国際研究グループが、伊豆・小笠原海溝の水深8336メートルの深海で、泳ぐ魚の姿の撮影に成功しました。 グループによりますと、これまでに最も深い場所で確認された魚になるということで、専門家は「魚がすむことができる限界に近い深さだと考えられる」としています。 撮影に成功したのは西オーストラリア大学のアラン・ジェイミソン教授や東京海洋大学などのグループで、調査航海にはNHKの自然番組「ダーウィンが来た!」の取材班も参加しました。 去年8月15日、カメラなどを搭載した観測装置を使って伊豆・小笠原海溝の海底付近、水深8336メートルで撮影を行ったところ、魚が泳いでいる姿を撮影することに成功したということです。 映像から、この魚は全身が乳白色で体長はおよそ30センチ「スネイルフィッシュ」と呼ばれる深海魚の仲間とみられるということです。 ヒレは、半透明で体は柔らか
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