「言論弾圧」に批判相次ぐ=改革派女性記者に懲役7年−中国政府「干渉するな」 中国の著名女性ジャーナリストの高瑜氏=2009年11月、プラハ(EPA=時事) 【北京時事】中国北京市第3中級人民法院(地裁)は17日、国家機密漏えいの罪に問われた改革派の著名女性ジャーナリスト高瑜氏(71)に懲役7年の実刑判決を下した。習近平指導部の言論統制の現実を伝えようと共産党の方針を海外ニュースサイトに提供したが、内外では判決への批判と反発が相次いでいる。 「私は上訴する」。弁護人を務める莫少平氏によると、判決を聞いた高氏はきっぱりと述べた。法院前には多くの警察官が配置され、傍聴を認められた家族は、外国人記者と接触できないよう当局の車に乗せられ、法廷に入った。欧米10カ国以上の外交官が傍聴を試みたが、外に追いやられた。 中国外務省の洪磊・副報道局長は17日の記者会見で「司法機関が法に基づき出した判決で、