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ブックマーク / cruel.org (47)

  • 世銀だって、貧困の大幅な減少は認めています!

     Martin Ravallion による招待反論 世銀だって、貧困の大幅な減少は認めています! Apr 7th 2004 From The Economist print edition 弊誌の March 13th 号で、世界の貧困問題を採り上げた。これに対し、世界銀行のトップ研究者の一人マーチン・ラヴァリオンが応えてくれた。 The Economist は 3月13日号で、世界銀行が世界の貧困者の絶対数を過大に見積もっている――世界銀行の主張よりも貧困者は少なくて、その減少速度も世銀の主張よりはやい――と述べています。この主張の核心には、手法的な論争があります。世界銀行はできるだけその国を代表する家計調査に頼ろうとしています。これは普通はその国の政府統計局が国際基準に沿って実施するものです。世界銀行の最新推計は、発展途上世界の人口93%を占める100ヶ国において、無作為抽出した 1

    bhikkhu
    bhikkhu 2005/06/11
    世銀の反応
  • 格差は増えたか減ったか?

     世界の経済格差 格差は増えたか減ったか? Mar 11th 2004 From The Economist print edition 世界の経済格差は悪化しているのか改善しているのか? 資主義批判者は、世界中の貧富の格差はどんどん拡大していると思いこんでいる。かれらにとって、この主張はほとんど信仰告白に等しい。経済格差の拡大は、「システム」の道徳的破産の確固たる証拠である、というわけだ。経済格差が広がっていてもそれが資主義をこうして批判する理由になるか、というのはそれ自体考えてみるべき問題ではある。そしてそれを疑問視すべき理由もある。だが、もっと狭い事実を巡る問題の答を知るのも興味深いことだ。資主義が世界の経済格差を悪化させるというお馴染みの主張は、当にホントなんだろうか? 残念ながら、一見すると素直なこの質問は、思ったよりも答えるのが難しい。困難の元は大きく三つある。第一の

    bhikkhu
    bhikkhu 2005/06/11
    (各種統計の性質に違いがあることを前提にした上で)貧困問題は少しずつ良くなっている。
  • CUT 2001/01 Book Review

    かわいそうな星占いと現代人。 (『CUT』2001 年 1 月) 山形浩生 長屋にこんどは星占いのコーナーが越してらしたのかい。じゃあいい機会だから、星占いのことを話しておこうか。ぼくはもちろん星占いなんか信じていない。でも、星占いに人が惹かれる、というのはおもしろいなと思う。でもそれは同時に悲しい。 なぜ人は星占いに興味を持つのか? 「だってあたるから」? まさか。だれにでもあてはまるようなことを漠然と描いていれば、どれかはあたる。それだけの話だ。備えられる? どう備えるの? グランドクロスがノストラダムスが恐怖の大王とかすっていたのが意味ありげ? それがどうしたの? 「かすった」ってなんだい? それにそもそも恐怖の大王の日に、何か起きたっけ? なにもないでしょう。 でも、人が星占いを信じるのは、そもそもそんな実利的なメリットのおかげではない。あたるから信じる、役にたつから信じる――そも

    bhikkhu
    bhikkhu 2005/05/29
    なんか思い出したので突っ込んどく。
  • 底なしのビールジョッキ ------世界の原油が枯渇しそうにない理由

    底なしのビールジョッキ ------世界の原油が枯渇しそうにない理由 (The Economist Vol 375, No. 8424 (2005/04/30), "A Survey for Oil" 所収の "The Bottomless Beermug," pp. 13-15) 「石油は人の心の中にあるのよ」というのは、アメリカの産油地帯でよく見かけるバンパーステッカーだ。これには一理ある。ダニエル・ヤーギンはピューリツァ賞受賞の石油史『石油の世紀』を書いたが、かれは石油の歴史が驚異的なイノベーションの連続だと論じている。1859年にはエドウィン・ドレイク大佐が、露天掘りではなく掘削によってペンシルバニアで石油を掘り当てた。これは古代中国の塩掘削の技法を応用したものだった。これが世界初の原油バブルを引き起こし、当然ながら原油が市場にあふれて価格が暴落してバブルは破裂した。 1901年に

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    bhikkhu 2005/05/15
    石油と技術革新
  • diatxt. 連載 #6

     アートのもう一つの可能性 diatxt. 連載: アート・カウンターパンチ #5 diatxt. number 13 (京都デザインセンター, 2004/9) pp. 140-143 山形浩生 さっき、ピナ・バウシュ舞踊団の『バンドネオン』を見てきて、ぼくは考え込んでしまったのだった。はっきり言って、退屈だったのだ。観客席の女の子たちは妙に美人ばかりで(その分、野郎どもの腐り加減はひどいものだったけど)それはよかったんだが、舞台で起こっていることを見て、今これを見るべき積極的な理由というのがぼくには思い至らなかった。うん、能書きはいろいろタレることができる。あれこれ起こる背後で、それとまったく関係なく人々が通り過ぎ、片づけが粛々と進む。それはまさに、世界全体との関わりを失い、社会から孤立した現代人の孤独を表しているのである、等々。愛されたいという欲望。 で、とぼくは思うわけだ。それがど

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    bhikkhu 2005/05/09
    これも付箋貼っとこう。
  • Discommunication in Sugaya's "Miracle of Love" Site

    ●  簡単な経歴をお話し願えませんか。 菅谷 小学校三、四年のときに、いじめっ子から逃げたい、自由になりたいという気持ちで、自由にあちこち行きたいな、旅行したいなと思ってUFOの推進原理に興味がいったんですね。その後、アダムスキーの宇宙哲学などから精神的な道が並行して始まったんです。 で、あるとき瞑想で失敗して苦しい状態になって、いろいろやってるうちに、スブド同好会に出会い、そこの霊的修練のラティハンをやってるうちに、だんだん救われてきたわけですね。そして一九八八年に、たまたまテレビを見ていたとき松田聖子さんとの「魂との出遭い」が起こったわけなんです。それではじめてレターを出したのが九〇年の末で、その後、一九九一年になって、五月六日に過去生の一千年前の記憶が、一瞬、一部だけ甦りました。 実は、瞑想で失敗する以に覚醒意識という状態を経験していまして、無限の宇宙の意識に吸い込まれる体験をしてい

    bhikkhu
    bhikkhu 2005/04/11
    墓石としてのホームページ。後半の山形ちんによるメッセージというか説教がおもろい。
  • ネットワークのオプション価値(Option Value of the Internet )

    1. オプション価値とは ファイナンスで知るべきことってのは、実はそんなに多くはない。式としては 3 つあれば、理論としての用はだいたい足りる(それを実際に使うとなると、また話は別だけれど)。一つは CAPM、一つは M&M、そしてもう一つは、ブラック・ショールズの式、というやつだ。 CAPM というのは、リスクが高いと、それなりの見返り(リターン)が見込めなければ人はお金を出さないよ、というのをきちんとモデル化したものだと思えばいい。M&M というのは、企業の価値を決めるのはその企業がどういう事業をするかで、そのためのお金をどうやって集めようと関係ないよ、というのを式にしたものだ。 ここまではまあ、わかりやすいといえばわかりやすい。が、最後のブラック・ショールズの式というのは、ちょっとたちがちがう。これはオプションというものの値段を理論化したものだ。そしてオプションというのは、いわば、な

    bhikkhu
    bhikkhu 2005/04/11
    いつかどこかで会う「誰か」への期待