マレーシア航空機の撃墜事件をめぐり、ウクライナ東部で戦闘を展開していた親ロシア派武装勢力とウクライナ政府のほか、ロシア政府も関与を否定し、非難の応酬を繰り広げている。 ◆非難の応酬 親露派勢力の犯行だと強く批判するウクライナのポロシェンコ大統領に対し、同国東部ドネツク州の親露派幹部は、「ボーイングを撃ち落とすような武器は持っていない」「ウクライナ軍の挑発だ」と反発した。 ロシアのプーチン大統領は「戦闘が再開されなければ悲劇は起きなかった」と述べ、軍に作戦を命じたウクライナ政府を批判した。 撃墜には、高度2万メートル以上の標的を攻撃できるロシア製地対空ミサイル「BUK(SA11)」が使われたとの見方がある。 ウクライナ当局者は同国東部の都市部で6月下旬、BUKの写真が撮影されたとし、親露派がロシア側から入手したとの見方を示した。また、同月末には、親露派がウクライナ軍の施設からBUKを奪取した
女優、安達祐実(31)が、初の全裸カットを含む衝撃写真集を9月に発売することが2日、分かった。少女っぽいイメージを一新し、大人のオンナに変身するための一大決心。サンケイスポーツの取材に「これからは全裸のベッドシーンを演じたり、極悪人の役もやってみたい。現実には新しい恋もそろそろ♪」と笑みを浮かべた。(サンケイスポーツ) バストを両手で包み、じっと見つめる安達。長い髪、白い柔肌から大人の色香が漂う。 写真集は9月2日に集英社から発売される「私生活」(桑島智輝撮影、208ページ、3000円)。エロチシズムあふれるカットが満載で身長1メートル53、小柄な安達が体の前を隠しているものの、ベッドで無造作に足を組み、全裸でほほえむ姿などが拝める。お尻の割れ目や質感たっぷりのボディーライン。写真集は9年ぶり9冊目だが、ヌードは初めてだ。 写真集発売を考えたのは今年デビュー30周年で、子役時代からの少女っ
浜田宏一内閣官房参与は19日、長野県軽井沢町のホテルで開かれている経団連の夏季フォーラムで講演し、参院選後の焦点になる消費税率の来春引き上げについて「私は依然として慎重派だ」と述べるなど、時期尚早との考えを示した。 講演後に記者団の質問に答え「消費増税前に駆け込み需要などプラス効果はあるが、それ以降はない」と指摘。平成9年に橋本内閣が消費増税を実施して景気が失速したことを例示し「いまは法人税や所得税にも減税措置がなく、ショックはかつての比ではない」と景気への悪影響を懸念し、「政府の面目を保つことが国民生活より大事なのか」と早期引き上げに疑念を示した。
グラビアアイドルの谷桃子さん(28)のショルダーバッグを盗んだとして、警視庁渋谷署は8日、窃盗の疑いで、千葉県船橋市印内町、無職、庄司大輔被告(31)=別の窃盗容疑で起訴=を再逮捕した。同署によると、「カネが欲しかった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は、3月4日午後8時50分ごろ、東京都千代田区有楽町の衣料品店で、谷さんに「試着の間、荷物を預かります」などとうそを言い、谷さんが試着中に現金約6万円などが入ったショルダーバッグ(時価計約10万円相当)を盗んだとしている。 庄司容疑者は大手芸能事務所のスカウトを装って女性らに声をかけ、財布などを盗んだとして窃盗容疑で逮捕、起訴された。谷さんにもスカウトを名乗って声をかけ、相手が谷さんだと分かると、谷さんの出演番組の話などをして業界関係者だと誤信させていた。 同署によると、谷さんは「(庄司容疑者は)本当に芸能関係に詳しかった。大手芸能事務所のスカ
日本に自国の文化を広めたいと志したネパール人男性の命が夢半ばにして絶たれたのはなぜか、法廷で明らかになり始めた。大阪市阿倍野区で昨年1月、飲食店経営のビシュヌ・プラサド・ダマラさん=当時(42)=が殺害された事件で、殺人罪などに問われた白石大樹(ひろき)(22)と知人の白石美代子(23)の両被告に対する裁判員裁判が20日から大阪地裁(長井秀典裁判長)で始まった。被告側は殺意を否定し「当日はかなり酒を飲んでいた」などと主張。ただ、暴行をとらえた防犯カメラの映像はむごたらしく、「真実を知りたい」と法廷に足を運んだダマラさんの妻は厳しい表情を浮かべた。「面白がって暴力」 「被害者、遺族の方、申し訳ありませんでした」。神妙に証言台の前で頭を下げる2人。しかし、その後に法廷のモニターに映し出された防犯カメラの映像は凄惨(せいさん)なものだった。路上に横たわり、無抵抗の男性を上から踏みつけたり、自転車
通信販売大手の「日本直販」を運営する総通(大阪市中央区)が9日午後、民事再生法の適用を大阪地裁に申請した。負債総額は約170億円。テレビショッピングのパイオニア的存在だったが、最近はヒット商品に恵まれず、インターネット通販業者の台頭で収益が悪化していたようだ。同日、債権者へ説明する。 同社は、昭和36年にペン習字の通信教育事業として創業し、47年に通販事業に参入した。 民間信用調査会社の東京商工リサーチによると、総通は、庭木の手入れに使う最大3メートル伸びる「高枝切りばさみ」、掃除機の先につけて、細かいゴミ掃除に便利な「スーパーはぼき」などのヒット商品を連発し、業績を拡大した。 しかし、平成4年に新社屋を建てて負債が膨らんだほか、最近はヒット商品を生み出すことができず、ネット通販に押されて業績が悪化していた。 同社の資本金は1千万円で、平成23年9月期の売上高は249億5千万円。従業員数は
【ワシントン=犬塚陽介】米西部コロラド州デンバー郊外のオーロラで発生した銃乱射事件で、地元警察は20日午後に記者会見し、死者12人、負傷者59人に達したと発表した。米ABCテレビによると、銃乱射での死傷者計71人は米国で過去最多という。 容疑者の男の人物像も明らかになっており、大学院の博士課程で神経科学を専攻するインテリで、特殊部隊の装備に身を包んで映画館に侵入。自らを公開されていた映画「バットマン」の悪役「ジョーカー」と名乗り、自宅の室内に爆発物でわなをしかけるなど、異様な犯行内容が浮き彫りになっている。 地元警察によると、逮捕されたジェームズ・ホームズ容疑者(24)は犯行時、ガスマスクを着用し、特殊部隊が使用する黒ずくめの装備を身につけていた。自動小銃など計3丁を所持しており、いずれも合法的に購入していた。
大阪市の橋下徹市長(43)は18日、19日発売の「週刊文春」に元愛人とされる女性の独占告白が掲載されることを受けて市庁舎で会見した。かつては報道をめぐり「バカ文春」とののしったが、今回は「バカは付けられない」と敗北宣言。女性から指摘された「コスプレ好き」については、認めた上で「娘に制服を着ろと言えなくなった」と自虐的に語った。(サンケイスポーツ) いつもの橋下節はサク裂しなかった。 「妻は記事を見ています。正直大変な状況です。もう本当に」 汗をかきながらの説明。橋下氏を窮地に立たせたのは、「大阪の元愛人だけが知っている 橋下徹大阪市長はスチュワーデス姿の私を抱いた!」との見出しを掲げた週刊文春の報道。橋下氏が茶髪タレント弁護士時代の2006年、不倫関係にあったという当時20代後半で大阪・北新地の高級クラブホステスの告白記事だ。 退庁前に廊下で行う通常の会見後、10歩ほど移動し、報道について
長崎県佐世保市日宇町で3日、町内会の清掃活動中に参加者同士がトラブルになり、長崎県警は傷害などの容疑で70代の無職の男2人を逮捕した。県警によると、枝をチェーンソーで伐採していた男に、高枝切りばさみを持った男が「うるさい」と苦情を言ったことがきっかけだったという。 逮捕されたのは、傷害容疑が田島長之容疑者(74)=同市日宇町、暴力行為法違反容疑が杉原純男容疑者(73)=同。 逮捕容疑は、杉原容疑者は、「音がうるさい」と言った田島容疑者にチェーンソーを突き出し脅した疑い。田島容疑者は、杉原容疑者の首に押しつけた高枝切りばさみでけがをさせた疑い。同署によると、2人は近所に住む顔見知りだが、トラブルがあったという情報はないという。
大阪府教委は25日、学校の教室内で性行為をしたとして、大阪府泉南市立小学校の男性教諭(29)と女性教諭(28)を停職3カ月の懲戒処分とした。2人は同日付で依願退職した。府教委によると、2人の関係に気付いた男性教諭の妻から市教委に投書があり、発覚したという。 府教委によると、2人は昨年11月に3回、教室内で性行為をした。いずれも勤務時間外の夜で、児童はいなかった。2人は府教委の聞き取りに、「気持ちが高まってしまった」などと話したという。 女性教諭は独身で、昨年8月から2人で一緒に食事をするなど交際を始めた。男性教諭の妻は同年10月、2人が携帯電話のメールで連絡を取り合っていることを知って関係に気づき、同年12月に男性教諭を問い詰めたところ、学校内で性行為に及んだことを明かされ、市教委に投書したという。
東京都は13日、ホテルニューオータニ(千代田区)の2つの宴会場で7日に食事をした24~75歳の男女59人が吐き気などの食中毒症状を訴え、うち18人からノロウイルスを検出したと発表した。ほかに厨(ちゅう)房(ぼう)の従業員1人からもノロウイルスを検出。いずれも軽症で入院した人はいない。千代田区は関係した一部の厨房と宴会場を14日から6日間の営業停止処分とする。 都やホテルによると、営業停止となるのは厨房3カ所と本館ザ・メインの宴会場「芙蓉東の間」、「おり鶴 悠の間」。7日にあった企業の社内会議などでサラダやサンドイッチ、すしなどを食べた2グループ(計209人)からホテルへ9日以降、食中毒症状の連絡があったという。 同社は「発症されたお客さまやご家族などに多大なるご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」としている。
長崎署は7日、立ち小便をしていたところを女性(31)に注意され、腹を立てて女性に暴行しけがをさせたとして、傷害の疑いで無職、小川邦夫容疑者(76)=長崎市八つ尾町=を逮捕した。同署によると「納得いかん」と容疑を否認している。 逮捕容疑は7日午後0時20分ごろ、同市愛宕の路上で、立ち小便を注意した女性の胸ぐらをつかんで押し倒し、顔を平手で複数回殴った上、腹部を蹴るなどして背中を打撲させた疑い。 長崎署によると、女性が「通報する」と言ったところ小川容疑者は逃走。女性が110番しながら追い掛け、駆け付けた同署員とともに身柄を確保したという。
血液型をテーマにしたテレビ番組をめぐり、放送倫理・番組向上機構(BPO)の青少年委員会が各放送局に行った「配慮」を求める要望で名誉を傷つけられたとして、血液型人間学研究家の岡野誠氏(52)が8日、同委員会を相手取り、要望の取り下げと慰謝料20万円などを求める訴えを東京地裁に起こした。 訴状などによると、同委員会は平成16年、各放送局に向けた「『血液型を扱う番組』に対する要望」を発表。科学的な根拠が証明されていない血液型に対する「考え方や見方」で人を分類するのは、社会的差別に通じる危険があると指摘。血液型で性格が決まるといった見方を助長しないよう求めた。 この要望で各局が放送を自粛し、岡野氏はメディアへの出演機会を失ったほか、「血液型人間学はいいかげんなもの」というレッテルを張られ、精神的苦痛を受けたとしている。 岡野氏は「血液型人間学は占いまがいのものではなく、学術的なものだ」と話した。
21日午前10時15分ごろ、東京都立川市柴崎町のマンション敷地内で、マンション8階に住む音楽評論家の中村とうよう(本名・中村東洋)さん(79)が頭から血を流して倒れているのを通行人の女性が見つけ、119番通報した。中村さんは頭を強く打っており、搬送先の病院で死亡が確認された。警視庁立川署は、中村さんが8階の自室から飛び降り自殺を図ったとみて調べている。 同署によると、女性が「ドン」という音を聞き、敷地内を見ると、中村さんがあおむけに倒れていたという。中村さんはこの部屋に1人暮らしで、部屋から自殺をほのめかすメモが見つかった。 中村さんは京都府出身。京都大学経済学部を卒業後、日本信託銀行員を経て音楽評論家となり、昭和44年に音楽雑誌「ニューミュージック・マガジン」(現・「ミュージック・マガジン」)を創刊。平成元年まで編集長を務めた。20年からは武蔵野美術大で客員研究員だった。
東京電力福島第1原発1号機への海水注入が一時中断したとされた問題で、東京電力は26日、実際には海水注入の停止は行われていなかったと発表した。同原発の吉田昌郎所長が「事故の進展を防止するためには、原子炉への注水の継続が何よりも重要」と判断し、実際に停止は行わなかったという。本店の指示に反し、現場が独自の判断をしていた。指示系統のあり方が問題となるとともに、事故対応をめぐる連携の悪さが改めて浮き彫りとなった。 会見した東電の武藤栄副社長は「これまで、説明してきた中身が、現場が錯(さく)綜(そう)する中で事実と違い、申し訳ない。コミュニケーションの行き違いがあった」と謝罪した。 吉田所長の判断については「技術的には妥当だった」(武藤副社長)とした。吉田所長の処分については今後検討するという。 東電によると、海水注入は3月12日午後7時4分に開始。21分後の午後7時25分に、首相官邸に派遣した東電
アラブ首長国連邦(UAE)が、かつてイラクで市民殺害事件を起こした米国の民間軍事会社「ブラックウオーター」の創業者に、内乱鎮圧、対テロ特殊任務などを担う800人規模の外国人秘密部隊の編成を依頼した。15日付の米紙ニューヨーク・タイムズが報じたもので、背景には中東・北アフリカで広がりをみせる民主化要求運動に対するUAEの首長一族の警戒心があるとみられる。今後、もし大規模デモがUAEにも波及すれば、鎮圧のために外国人部隊が投入される可能性があり、物議をかもしそうだ。(SANKEI EXPRESS) UAEが部隊の編成を依頼したのは、米海軍特殊部隊(SEALS=シールズ)の元隊員で、1997年にブラックウオーターを創業したエリック・プリンス氏(41)。ニューヨーク・タイムズによると、UAEを構成する7首長国のうち長兄格のアブダビ首長国の皇太子でもあるムハンマド・ビン・ザイド・ナハヤンUAE軍副司
「東海予知」ハードル高く 「過去30年の地震学が崩壊した」。東日本大震災の巨大地震に地震学者が打ちひしがれている。史上最大の地震を予測できず、研究を防災に生かせなかったからだ。敗北の裏には、過去の経験則に基づく地震学の限界があった。東海地震の予知もハードルは高く、「予知失敗」を前提とした対策が求められる。(長内洋介)前例がない マグニチュード(M)9・0の巨大地震は、なぜノーマークだったのか。政府の地震調査委員会で長期予測に携わってきた島崎邦彦東大名誉教授は、まず「歴史の空白」を挙げる。 日本は地震の記録が世界で最も多く残っている国だ。史上最古の地震は日本書紀に書かれた大和時代の416年。その後も京都などで日記や歴史書に記載され、江戸時代の大地震はすべて記録されている。 ところが、都から遠く離れた東北地方では平安時代半ばから江戸初期までの数百年間、記録がまったくない。今回のような巨大地震は
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