タグ

ブックマーク / chnpk.hatenablog.com (4)

  • 滅び行く株屋の街、兜町 - よそ行きの妄想

    東京駅のすこし東、地下鉄東西線の日橋駅と茅場町駅の間くらいに兜町という地域がある。その中心に位置するのが日の株式取引の中心地、東京証券取引所であり、その周囲にも銀行や証券会社などの金融機関が多い。まあ、私の勤務地なのだが、この兜町という街がなかなか特殊なところなのである。 オヤジの街 まず、兜町にはやたら喫茶店が多い。 ドトールやスタバといった大型チェーン店ではない。それもあるが、特に多いのがいかにも家族経営風の、昔ながらの喫茶店である。そうした喫茶店は、特に都心では大型チェーン店による出店攻勢と価格競争によってすっかり駆逐され、あまり見かけることもなくなったと思うが、兜町にはいまだに大量に繁殖しているのである。 こうした喫茶店の特徴だが、まず高い。 コーヒー一杯で、普通に400円以上する。 値段はスタバ並だが、ほとんど持ち帰りの需要には対応しておらず、その場で飲んでいく客が大半を占め

    滅び行く株屋の街、兜町 - よそ行きの妄想
  • アダルトビデオ業界にみるリスクプレミアムの消失について - よそ行きの妄想

    今日は新年最初の更新であり、当ブログにとって2012年の方向性を決めかねない重要なエントリーであるので、爽やかにアダルトビデオ(以下AV)の話をしようと思う。 最近のAV女優 最近ネット界隈では、いわゆるAV女優が綺麗すぎるというシンプルな事実がたびたび話題にのぼる。以下にその一例を示そう。 最近のAV女優レベル高すぎワロタ ※リンク先はエロ画像ではありません。 確かに上記リンク先で紹介されている女優陣はいずれも見目麗しきこと天女の如しであり、最近流行りの歌って踊れない、素人っぽさと大人数が売りの新時代的アイドルよりもよほどアイドル的ですらある。例えばAKBと恵比寿マスカッツのスナップ写真をそれぞれ用意して昭和の時代にタイムスリップし、この中でAV女優はどれかというクイズをしたら正当率はさぞ低かろうという何の意味もない無駄な妄想も、いささか現実味を帯びる。 そう。その昔AV女優といえば、一

    アダルトビデオ業界にみるリスクプレミアムの消失について - よそ行きの妄想
  • 木村剛はなぜ暴走したのか - よそ行きの妄想

    「凋落 木村剛と大島健伸」は、少し前に世間を騒がせた振興銀行とSFCG(旧商工ファンド)という二つの経済事件に関するノンフィクションである。同著は、木村剛と大島健伸というまったく出自の異なる二人の経営者の運命が交錯しそして同様に破滅へと向かう様を、綿密な取材に基づき克明に書き綴ったものだが、ひとつのテーマとして「なぜ政府のブレーンまで務めた当代きっての金融エリートが、誰の目にも明らかに異常な資金還流工作や経理操作に走り、そして、自滅したのか」という疑問が呈される。同著の著者は、この疑問について木村剛は自らのレピュテーション(評判)を守りたかっただけではないかと結論付けているが、もう少し違った捉え方もできるのではないかと思い、このエントリーを書いている。 木村剛の暴走 なぜ木村剛が暴走したのかを考える前に、まずはどのように暴走したのかを振り返っておこう。 木村剛は、東京大学経済学部卒業後、日

    木村剛はなぜ暴走したのか - よそ行きの妄想
  • 人格とか不快感、プリミティブな感情、人間的自然なんかにこだわっでも何も良いことないと思うけど - よそ行きの妄想

    先日書いた『コミュニケーションと人格 - よそ行きの妄想』という記事に、興味深いコメントが届いた。 適応せずに生きられるのか 私が書いたのは要は、対人のコミュニケーションにおいて、人格の前面に「立場」をおいたほうがなんかたぶん楽だよという話。ついでに、私くらいになるとそもそも人格なんて不要で、あるのは諸々の「立場」だけと。 そして、いただいたコメントは以下。 id:flurry [これはかわいそう] 『ぶわははは>『人格というものは存在せず、個々の立場や役割があるだけ』 しかも、id:chnpkさんは「ツラい飛び込み営業」でそれを会得したそうな。いやそれ「駅前で大声で歌わせる」系の新人研修と同じ効果ですから!』*1 はてなブックマーク - コミュニケーションと人格 - よそ行きの妄想 人格があることが人間として良い事で、それをなくしてまで物質的な充足を得ようとする人はかわいそうな人だ、とい

    人格とか不快感、プリミティブな感情、人間的自然なんかにこだわっでも何も良いことないと思うけど - よそ行きの妄想
  • 1