ローカス誌より。 2020年11月中旬にこれを書いているとき、Appleのノートパソコン上で動作するオペレーティング・システム「MacOS」の新バージョンを巡って、かなりの騒ぎがありました。Appleは1年以上も前から、オペレーティング・システムを通じてユーザを秘密裏にグローバルに監視を行ってきました。これにより、どのアプリを起動しているかの情報がAppleに自動的に送られ、ダブルクリックした時にそのプログラムが起動するかどうかについて、Appleにリモートでの拒否権を与えていたのです。ほとんどのAppleの顧客はこのことを知りませんが、それを知っているAppleユーザは、このことを嫌って、ブロックするための措置を講じるようなセキュリティ意識の高い人である可能性が高いです。 いくつかの出来事の合流によって、このあいまいな「機能」が世界的な悪評に転じました。まず、Appleは、この情報を受け