前回に引き続いて科学的な態度に関しての話です。最初はここでのコメントに対する反論を書いていたのですが、あまりにも長くなりすぎたのでこちらに書きます。 今回は一応まともなことを書いているつもりなのですが、少々前衛的なので多分いろんな人に怒られるでしょう。そして批判されてもうまく反論できる自信はありません。なんと言うか、僕は科学哲学を体系づけたいと思ってないからです。この文章は僕はこんなスタンスで科学を研究していますという態度表明でしかありません。あまり叱らないでやってください。 論理は金科玉条ではない 「科学において理系と文系という切り分けが存在する」という主張をする人が特に「理系」の人に多いが、こんなものは都市伝説に過ぎない。理系も文系もすべて科学の範疇に入り、トンデモですら「簡単に論破できる理論」や「悪魔の証明を要求する理論」ではあるけど論理で語る以上は(かなり広義の)科学の範疇に入る。