【要約】 婆さんが川で拾った桃を、爺さんと婆さんは二人で仲良く食べました。 爺さんと婆さん「めっちゃ美味いやん!!!」 すると、なんということでしょう、白髪もシワもすっかり消えて、二人とも若返ってしまったではないですか。 婆さん「子どもが出来るように、鬼子母神様にお参りに行きましょう♪」 爺さん「うん、うん、何事も神や仏に頼るのが良い♪」 北尾政美(きたおまさよし)画『桃太郎一代記』天明元[一七八一]年刊 桃太郎一代記 5巻 - 国立国会図書館デジタルコレクション ※この記事では、国会図書館デジタルコレクションの画像を適宜加工して使用しています。 ※画像は拡大できます。 【翻刻】【補足表記】【現代語訳】 まことに◆もゝ山のもゝ◆とハこれて◆あろふなん◆とばゞそう◆でハないか◆うまミも◆かくへつ◆じや◆このきんむら[?]◆のもゝにこの◆ようなもゝハ◆おほへぬ 「誠に桃山の桃とハこれであろふ。
![桃を食べたら若返る!? ~『桃太郎一代記』その3~ - うきよのおはなし~江戸文学が崩し字と共に楽しく読めるブログ~](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/de18c4057a992927be97c8208e0726cc8559a26a/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn-ak.f.st-hatena.com%2Fimages%2Ffotolife%2FK%2FKihiminHamame%2F20191014%2F20191014001031.jpg)