■ ぼくはペコロンの記事が好きだった 「火消しされた」「修正依頼はなかった」――ハイパーリンクというシンメトリックな参照装置*1が報道と日記の境目を曖昧にし、両者を区別なきものにしつつある今日このごろ*2、真意が伝わっていないという取材対象者の釈明に対して、取材者がメディア上で反論するという展開が現れた。「どちらを信用するか」というよりも、人の言ったことを伝えることの重さと、人に言い伝えられるであろう場面で発言することの重さは対等だということだ。 ――なんてことを書いてみたよ。これを読んで。 トップ10 どの情報を信じますか?, 岡田有花, ITmedia, 2006年9月4日 「誤報だ」「発言をねじ曲げられた」――メディアの報道に関して、取材対象者がブログなどで直接反論することが増えてきた。 ギク。ちょうどつい先日、「この記事によると私が……と発言したことになっているが」と書いたばかりで