2011年12月4日のブックマーク (4件)

  • 第2回「ペドロ・コスタ特別講義」@造形大学 - maplecat-eve’s blog

    現在来日中のペドロ・コスタの特別授業ということで、昨年行われた第1回講義の感動を反芻しながら、いざ造形大へ。前回と違うのは一年前には知らなかった方を含む4人で造形大に向かえたこと。ささいなことだけど、いつの間にか自分を取り巻く関係性というものも、ちょっとずつ変わってきているのかな?ということを講義後に感じた。ペドロ・コスタが繰り返し言うように、すべては関係性の中にある。関係性の中ですべての思考や変化は生まれる。諏訪監督が講義の最後に残した言葉の言外/言内には、おそらく日に住む誰もが避けられない記憶をさえ含んでいるだろう。私にとっても今年はいつもより大変な年だった。このタイミングで、いま一度、ペドロの言葉と向き合うこと、その言葉と関係性を築くことの喜びに感謝したい。個人的に今回の講義では思わず涙ぐんでしまうシーンもあった。では、講義レポ。一字一句まで正確な言葉の採録というわけではないと断っ

    第2回「ペドロ・コスタ特別講義」@造形大学 - maplecat-eve’s blog
  • 守屋浩 有難や節

    有難や節 守屋浩

  • 村山槐多 悪魔の舌

    (一) 五月始めの或晴れた夜であつた。十一時頃自分は庭園で青い深い天空に見入つて居ると突然門外に当つて『電報です。』と云ふ声がする。受取つて見ると次の数句が記されてあつた、『クダンサカ三〇一カネコ』『是は何だらう。三〇一と云ふのは。』実に妙に感じた。金子と云ふのは友人の名でしかも友人中でも最も奇異な人物の名であるのだ。『彼奴は詩人だから又何かの謎かな。』自分は此不思議な電報紙を手にして考へ始めた。発信時刻は十時四十五分、発信局は大塚である。どう考へても解らない。が兎に角九段坂まで行つて見る事にし着物を着更へて門を出た。 吾住居から電車線路までは可成りある。その道々自分はつくづくと金子の事を考へた。丁度二年前の秋、自分は奇人ばかりで出来て居る或宴会へ招待された際、彼金子鋭吉と始めて知合になつたのであつた。彼は今年二十七歳だから其時は二十五歳の青年詩人であつたが、其風貌は著るしく老けて見え、そ

  • この海外マンガがすごい2011 結果発表! :: 1000planches

    11月15日から11月30日まで半月の期間募集した『この海外マンガがすごい2011』は、総投票数184票と沢山の方にご参加いただいて、大変面白いランキングが出来上がったベデ! ご協力くださったみなさま当にありがとうございましたベデ! 候補作品はどれもいい作品ばかりで1つだけ選ぶのは大変だったと思うベデが、それぞれが個性的で一癖も二癖もあるような作品ばかりなせいか、各人の思い入れのある作品が多様に分かれて興味深い結果となったベデよ。 それでは結果発表ベデ~♪ ●第1位 『皺(しわ)』(16票) 『皺(しわ)』:パコ・ロカ 著、小野耕世/高木菜々 訳(小学館集英社プロダクション) 並みいる有名作品を抑えてなんと、日ではほとんど知られていないであろうスペインの若手作家パコ・ロカ先生の作品が1位に輝いたベデ! 内容が素晴らしいのは言うまでも無いベデが、このような作品が邦訳され、多くの人に評価さ

    この海外マンガがすごい2011 結果発表! :: 1000planches