先週にひきつづき、小田嶋隆先生による「コラム道」ライブ版です。 2010年5月8日、寺子屋ミシマ社のスペシャルゲストとして来ていただき、ミシマガ連載でおなじみの「コラム道」を生語っていただいた、その後編です。 第2回の今日は、「プロと素人書き手を分けるもの」。コラムニスト小田嶋隆先生が語る、「プロのライターとして通用するポイント」とは? ちなみに、私のハートを射抜いた名言はこれです。 「調子が悪いときの小田嶋さんの原稿は、調子のいいときの素人よりも悪い」 ささ、もうこれ以上は申しますまい。ごゆるりと堪能くださいませ。 (聞き手:三島邦弘) 前回「『コラム道』番外編・その1」はこちら! 取材するほど自縄自縛に 小田嶋ライターにできることって実はすごく限られていて、コラムニストが書ける範囲というのもそんなにありません。取材している連中の書くものと、取材しないで書くものは、たぶん必要な