印刷 関連トピックス原子力発電所野田佳彦東京電力 鉢呂吉雄経済産業相が8日夜、記者団の1人に「放射能をつけちゃうぞ」と述べ、防災服をなすりつけるようなしぐさをしていたことがわかった。この日は野田佳彦首相らと東京電力福島第一原発の周辺自治体を視察。防災服のまま東京都内の衆院議員赤坂宿舎に帰宅した際に、取り囲んだ5、6人の記者団に視察模様を振り返りながらこうした行動をとった。 鉢呂氏は、9日に原発周辺の自治体を「死のまち」と表現し、撤回、陳謝している。原子力政策や原発事故の補償問題を所管している経産相として、資質が問われることになりそうだ。 関連記事鉢呂経産相「死のまち」発言を撤回、陳謝(9/9)防護服なしでの一時帰宅開始 福島・浪江では4人が私服(6/25)高温多湿の防護服・曇るゴーグル…一時帰宅へ見えた課題(5/5)防護服で在宅2時間・1世帯1人 警戒区域一時帰宅基準(4/25)原発1