男性のほうが発生しやすく、日本では20人に1人の男性が色覚障害を持っているといわれている。 色覚障害は「わかりにくい」障害だ(本人もわかっていないケースも多い)。そのため、色覚障害者向けのサポートや対応は遅れている。2014年の1月に「パズル&ドラゴンズ」がドロップの色味を変更した「色覚サポート機能」を実装したことは大きな話題になったが、それだけ色覚障害者への対応例がまだまだ少ないことを表している。 多くの人が遊んでいるゲームで、色覚サポートがほとんどされていないものがある。それは「麻雀」。 色覚障害には「P型」と「D型」の2パターンがあるが、そのどちらのパターンにおいても「赤」は見えにくい。明度が低く、目立たない色に見えるのだ。 ところが、麻雀には「赤色」が多く使われている。 ゲーム進行に欠かせない情報(親ランプ、積み棒ランプ、点数表示ランプなど)の表示の赤いランプ、近年普及した点数アッ
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