昭和59年に創設され、今年で32回目を数える「ユーキャン新語・流行語大賞」。時代の世相を映すとして人気だが、最近はインターネット上などを中心に、「政治的に偏っている」などの疑問も上がっている。 今年の候補50語のうち、政治関連の言葉が10語以上を占めた。中には「戦争法案」「自民党、感じ悪いよね」など自民党や安倍晋三政権を批判するフレーズもみられた。ネット上では「政治的に偏りがある」など否定的な声が上がっており、大賞事務局にも「政治関連が多い」などの意見が約10件寄せられたという。 1日の式典でも、トップ10入りした「アベ政治を許さない」の発案者として表彰された作家の澤地久枝さんが「『アベ政治を許さない』(に関する活動)を毎月3日にやる。皆さんも参加を」と発言。政治的アピールに余念がなかった。 主催する自由国民社の「現代用語の基礎知識」編集部の清水均編集長は「今年はエンターテインメントが弱く