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家庭内暴力(DV)を受けた女性をかくまった友人が殺された事件で、殺人などの罪に問われた女性の元夫で無職の河瀬繕秀(よしひで)被告(28)=福岡市早良区=に対し、福岡地裁(裁判員裁判)は13日、懲役24年(求刑懲役30年)を言い渡した。岡部豪(まさる)裁判長は「殺意の強固さと残虐さが群を抜いている。酌量の余地は皆無」と述べた。 判決によると、河瀬被告は1月30日午後7時過ぎ、元妻の友人で会社員の木浦理紗さん(当時28)が住む早良区百道3丁目のアパートに合鍵を作って侵入。元妻と木浦さんと3人で話し合っていたが、午後11時40分ごろ、木浦さんが携帯電話で警察に通報していると思い込んで怒り、包丁(刃渡り約15・6センチ)で首を刺して殺した。1月18日午前0時ごろには、元妻を自宅で殴り肋骨(ろっこつ)が折れるけがをさせた。 弁護側は「木浦さんへの恨みがあったわけではない」と主張していた。だが岡部
ニュース 政治 特別寄稿・江川紹子 選挙は終わった 安倍氏やマスコミに願うこと、自分が心がけること <衆院選・特別コラム> 選挙戦は終わり、結果が出た。 「やった!」と喜んでいる人もいれば、「あ〜ぁ」とため息をついている人もいるだろう。冷めた、あるいは諦めに満ちたまなざしを送っている人も少なくないはずだ。 泣いても笑っても、これから何年かの日本の政治は、自民党が率いていく。まもなく総理大臣に就任する安倍晋三氏にまず望みたいのは、できるだけ短命政権に終わらないようにしてもらいたい、ということだ。 5年5か月に及んだ小泉政権が終わってから6年もの間、日本では毎年のように首相の交代劇が繰り返されてきた。安倍氏自身、前回は丸1年で政権を投げ出す苦い経験をした。トップが次々に変わることが、国際社会での日本の存在感の低下の一因にもなっているとの指摘もある。このような状況には、いい加減、終止符を打たな
東電、避難住民受け入れゼロ=保養所、社宅多数も―原発事故で対応遅れ 2011年3月29日(火)15:03 東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の放射能漏れ事故から2週間以上がたった。県内外の自治体や個人による避難住民受け入れや支援活動が進む中、保養施設や社宅を多数保有する東電による受け入れは29日午前の時点で行われていない。事故対応に追われているものの、日常生活が崩壊した周辺住民に当事者として迅速な支援をしていない姿勢は強い批判を浴びそうだ。 原発事故で政府は20キロ圏の住民に避難指示を出し、20〜30キロ圏の住民にも自主避難を求めた。これを受け、多くの住民が安全な地域へ逃れたが、避難所やホテルに滞在するなど、精神的、経済的負担を強いられている。 一方、東電は12都県21カ所に社員用の住宅や保養施設を所有。この中には多くの人を受け入れられる施設もある。しかし、原発事故や計画停電
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