先日の永田町の長ーいエスカレーターから社会の高低差について回想した記事の続きです。 エスカレータでの歩行禁止を呼びかけるキャンペーンを耳にするようになったのはここ10年ぐらいでしょうか。正確な記憶がないのですが。 私自身としては、それが「正しい」と思うほどの判断ができなくて保留にしています。 今回の記事も、私自身の頭の中を整理するために書いてみます。 <「エスカレーターは歩行する構造ではない」?> 「歩行することにより故障が多発する」あるいは「片側歩行のために、どちらか一方により重量がかかることによる故障が多発」するのであれば、歩行禁止は必要な対応かもしれません。 ところが、Wikipediaのエスカレーターの<利用シーン>を読むと、「イギリスやアメリカ、台湾、香港などの混雑の激しい駅等では、急ぐ人のために左側をあけることがマナーとなっている」とありますし、日本でもエスカレーターが一般に広