東北電力は、大規模災害で孤立した地域や離島の応急的な電源確保に活用するため、陸上自衛隊の大型輸送ヘリコプターで空輸できる小型電源車「灯(ともす)」を全国の電力会社で初めて開発、2台を先行導入した。 軽トラックをCH47大型ヘリに積載できるように改造した。発電機(出力13キロボルトアンペア)を停電地域の低圧配電線や電力量計に接続して一般家庭、避難所に電気を供給するほか、コンセント8口を備える。軽油40キロで約10時間、給油すれば最大250時間の連続運転が可能という。 地震や豪雨に伴う土砂崩れで陸路が寸断された場合、従来の大型電源車は道路復旧まで現場にたどり着けなかった。東北電は「災害への対応力を強化したい」と説明。既に宮城支店仙台南営業所と新潟支店長岡営業所に導入し、残る管内5県にも順次配備する。 東北電は2013年、陸自東北方面隊(仙台市)、東部方面隊(東京都練馬区)と災害時連携協定
JR東日本水戸支社は30日、東日本大震災と福島第1原発事故で運休している福島県内の常磐線のうち広野(広野町)-竜田(楢葉町)間の運転を、6月1日に再開すると発表した。楢葉町は避難指示解除準備区域で全町避難しており、人が居住しない避難区域に初めて列車が乗り入れる。4両編成と8両編成で、1日9往復する。 楢葉町が29日、2015年春以降の帰町を目指すと表明したことを受け、再開を正式決定した。いわき市で記者会見した小池邦彦支社長は「運転を再開することで、町の復興を支援したい」と説明。一時帰宅する町民や、楢葉町の役場で一部業務を再開する町職員の乗車を見込むが、具体的な利用者数の想定はしていないという。 JR東は楢葉町の要望を受けて昨年8月、町の帰町判断に合わせ同区間8.5キロの運転を再開する方針を決定。約30億円をかけて線路の復旧、駅舎の除染や屋根の張り替えなどを進め、今月10日に試運転を実施
表の顔や…/仙台のIT企業が企画した2.5次元アイドルの大森杏子 裏の顔も…/ちょっぴり腹黒な一面を持つ もうすぐ30歳という仙台市出身のアイドル大森杏子の人気に火が付きつつある。と言ってもこれ、インターネット上の仮想空間での話。仙台市のIT企業が仕掛けるプロジェクトだ。ウェブサイトには開設から1カ月で約2万人がアクセスした。杏子は今後、企業や自治体と連携したイベントなど現実世界に活躍の場を広げていく。 杏子のプロフィルによると、芸能事務所に15年所属しているが、鳴かず飛ばずだった。8月で30歳になるが、仕事上は17歳と大胆にさばを読む。 ちょっぴり腹黒な裏の一面を持っており、ウェブサイトでは毒舌コメントをつぶやいたり、事務所の後輩と言い合いをしたり。それでもファンクラブには現在135人が登録し、日々、熱い応援メッセージやイラストを寄せている。 プロジェクト「超伝説アイドル大森杏子」
福島第1原発事故直後 東電と浪江町 真っ向対立 就任あいさつで訪れた広瀬社長(右から2人目)らと面談する馬場町長(左から2人目)。両者の言い分は平行線をたどっている=3日 福島第1原発事故直後に「会った」「会わない」で、東京電力と福島県浪江町が真っ向から対立している。「社員が説明のため役場を訪ね、町長らに会った」とする東電と「誰も来ていない。でたらめだ」と怒る町。極めて単純なはずの問題はこじれる一方だ。 「私がうそつきだと言うのか。とんでもない話だ」 3日、福島県二本松市の浪江町仮役場で東電の広瀬直己社長らと面会した馬場有町長は報道陣に怒りをぶちまけた。 発端は、東電の社内事故調査委員会の最終報告。東電と町が結んでいた緊急時連絡協定について、6月20日公表の報告書には「浪江町には(昨年)3月13日から社員が訪問し状況説明を実施した」と記されている。町側は「そんな事実はない」と反論。訪
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