■ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012/劇場)★ カラーデジタル部によるCG。 十字架の棺にアンカーフックを打ち付けた後に、残った部分のワイヤーが画面手前でたるむのが魅力的。そこから、一気に引っ張られることでワイヤーもピンと張り、すさまじい速度を感じる。「遠心力」というワードがこれほど似合うシーンも中々ない。 これって何のためにワイヤーを射出して打ち付けたかといえば、目標物へ「移動するため」です。この「移動するためにワイヤーを使う」という表現は、CGが発達してから多く見られるようになった印象ですが、昔からボチボチあります。 <1、移動するためのワイヤー表現> ■宇宙戦艦ヤマト(1974)09話 『回転防禦!!アステロイド・ベルト!!』 ブレーキが壊れ、冥王星の引力に引っ張られるシーン。これじゃあ冥王星に落下しちまうヤベエということで、沖田艦長が「ロケットアンカーを打て」との名采配。冥王星